会社を辞めてWeb制作会社を起業しようと思った理由とは

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Web制作会社を起業した理由とは

起業した方は、どのような理由で起業しようと思うのでしょうか?

起業する動機は様々だと思いますが、今回、Web制作会社を起業した山賀宏明氏に「会社を辞めてWeb制作会社を起業しようと思った理由とは」というテーマでインタビューを行いました。
広告代理店で勤務をしていて、なぜ起業しようと思ったのか、起業をする際に準備をしたことなどを伺っています。
これから起業・独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。




Web制作会社を起業した理由

起業した理由

どうして起業しようと思ったんですか?

さっきの話に付随するんですけど、「会社で働くことに疑問が出てちゃった」っていうのが、起業した一番の理由ですね。
残業代しかり、ちょっといい気になってたと言えばいい気になってたんですけど、「数字がいいのに、なんでこの給料なの?」って。
代理店の時に、営業とか打ち合わせも俺が行って、制作も俺がやってっていう感じだったんですよ。
その会社の看板を背負ってたから仕事を取れた部分もあるんですけど、「起業して、俺1人でもできるんじゃないの?」って思ったのが、一番ですかね。
けっこう周りからも煽られていて、他のクライアントさんから「起業したほうがいいんじゃないの?」とか言われていて。
それで、俺も調子づいちゃってっていうのはありますね。
そこからですね、「起業しようかな。」と思ったのは。

起業する時に、不安はなかったんですか?

一応、起業する時に保険はあったんですよね。
前職のクライアントが何社かついてくれていたので。
それは前の会社にもちゃんと話を通してて。
あとは起業してからも、その会社に通ってたんですよね、一時期。
そこで働いていた時と同じような感じで出向して、固定給をもらってました。
今はないですけど。
でも、正社員じゃなく「出向」っていう形なんで、他の仕事もしながら1年間ぐらい並行してやってました。
それがあったので、「まぁ、なんとかなるかな。」って。

1年間「出向」みたいな形でやって、その後は出向していた会社には行っていないんですか?

今は行ってはいないですね。
でも、その会社の仕事もしていますね、今でも定期的に。
俺も「月〜金の10時〜19時まで拘束されるのは厳しい。」っていう話をしていて。
全然違う仕事とか、ガンガンしてましたけどね。
画面を見られて「あ、やべぇ。」って。(笑)
そういう事もありましたけど、違う仕事も増えてきたんで、「今までと同じように働くのは厳しい。」ってなったんです。
隠れながら別の仕事をしていたんですけど、隠れながら仕事しても、いい仕事できないじゃないですか。

堂々と自分の仕事ができない環境

堂々と自分の仕事はできない環境だったんですか?

わりかし大きなデザイン会社だったんですよ。
しかも女性が7割くらいいたんですよね。
社長も女性で、女性には良い環境だったと思うんですけど、男性っていうだけで、ただでさえ肩身が狭くて、違う仕事をしていたらもっと肩身が狭くなっちゃうから、なぜかコソコソしてましたね。(笑)

コソコソする必要はないのにしちゃうみたいな?

そうそう。
でも、女性が7割だと、なぜかコソコソしちゃいますよね。(笑)
なんか何にも悪いことしてないのに、ドキドキしてるみたいな。
今、その会社は「外注」っていう形でやってるんですけど、行ってはいないですね。
たまーに呼ばれて行く時はありますけどね。
打ち合わせに行く事もありますし、一日行くこともありますね。
向こうがギュウギュウの仕事があった時とかは、「一日来てくれ。」とか。
ダメだったらダメって俺も言いますけど、空いてたら「いいっすよ。」っていう感じで。

起業する時点では、仕事はある程度あったんですね?

そうですね。
起業した時には、一応、生活ができるぐらいの固定給があったので、「まぁ、なんとかなるかな。」と。
それで、プラスアルファで仕事をして、贅沢しようかなっていう。
だから、「やべぇ。営業しなきゃ。」っていうのは、一回も思ったことないですね。
それは俺も卑怯で、一応保険をかけました。
何もない状態で起業するのは、怖いっちゃ怖いんで。
でも、今ちょっと怖いですけどね。
「ちょっと営業しなきゃ。」って思い始めてますね。
今、起業して4年目なんですけど、今ままで「営業しなきゃ。」とか「これどうしよう?」とか思ったことがなかったので、幸せだったなと。
でも、これからはありますよね。
さっき言ったように、従業員の事もこれから考えていかなきゃいけないし、体力にも限界があると思うから、「20年後に同じ働き方ができるか?」って言ったらできないと思うんで、もっと広げていかないといけないなと思っています。

起業して最初にお金が入ってきた時、「よっしゃ、自分で稼いでやったぜ。」みたいな感覚ってありましたか?

まったくなかったですね。
固定給が入ってきていたので、本当にサラリーマンみたいな感覚でした。
でも、嬉しかったは嬉しかったですね。
起業しても、あんまり切り替えがわからない感じでした。
そうしないと、俺も怖かったんで。




起業するまでの行動

起業するまでの行動とは

「起業しよう。」思って、どういう風に行動し始めたんですか?

それこそ、その代理店にいた時が一番営業していたかもしれないですね。
今いるクライアントさんに声をかけて、飲みに行って、「起業しようと思ってるんですよね。」って。
そういう営業はしましたね。
卑怯なんですけどね。(笑)
その時が一番営業したかもしれないです。
「飲みに行きましょうよ。」って電話して飲みに行って、「この会社、辞めようと思うんですよね。いい仕事ありますかね?」っていう話をして。
100%じゃないですけど、未だに付き合ってくれて、ありがたいなと思っています。

起業するために、お金を貯めたりしましたか?

実はお金貯めるのが苦手なんですよね。
お金の勘定ができなくて。
経営者としては失格なんですけど、全部税理士さんにお任せしています。
もう丸投げです。
その決算書で判断しているくらいです。
下手したら、決算書も見ていないくらいですね。(笑)
自分の会社の預金は見てますよ、もちろん。
まぁ微々たるものですけど。
だから、起業する前にお金はほどんど貯めてないですね。

「起業しよう。」と思ってから、実際に起業するまでどれくらいの期間だったんですか?

ちょうど1年くらいですね。
広告代理店の次に1社挟んだんですけど、「起業しよう。」って思ってから、1年間違う会社にいたんですよ。
その時は完全に「計画退社」っていう感じでしたね。
その広告代理店を辞める時、次に入るところも手配して、その間は「お金貯めよう。」と思って、ほとんど貯められなかったですけど、一応「起業するための準備しよう。」と思って。
忙しくないところに入ろうと思っていて、いい感じの会社に呼ばれたんで、起業する前にそこに入って1年間やりました。

「貯蓄しなかった。」とのことですが、やっぱり株式会社にするには登記するお金とか必要じゃないですか?

それぐらいは貯めましたね。
最後に勤めた会社の約1年間で貯めました。
ただ、俺も「なんで貯められたんだろう?」って思ってます。(笑)
でも、「ここで起業する。」って決めてたんで、最後の会社は計画的な入社と退社だったので。
だからかもしれないですね。
それで、資本金を貯めて起業した感じですね。




法人として起業した理由

法人として起業した理由とは

なんで法人にしようと思ったんですか?

なんでだろうな?
でも、やっぱり経費の関係ですよね。
「法人の方が得なんじゃないか。」っていう話を聞いたんですよ。
個人事業主時代に弁護士さんとか税理士さん、公認会計士さんとかと知り合うことができたので。

個人事業主の時代があったんですか?

そうです、そうです。
起業して、最初の1年間は個人事業主ですね。
会社を辞めて1年間、個人事業主をした後に、法人にしたんですよ。
一応、様子を見ようと思って。
個人事業主をしながらいろんな人と話していくうちに、「法人にした方がいいよ。」っていう話をされて、「じゃあ、法人にしましょうか。」っていう話になったんですよね。
でも、だから未だにそこまで「法人」にこだわりがないんですよね。
ただ、事業を広げていきたかったので、信用度がやっぱり重要かなと。
営業はしてないですけど、そういう場所で「個人事業主です。」って言うよりも、「法人でやってます。」って言った方が信用度が高いじゃないですか。
法人にして良かったのが、弁護士さんとかのサイトを作らせてもらった時に、法人じゃないとできないので、法人にしてよかったなって思ってます。
「法人」って言っても、今のところ俺1人でやってるので、個人事業主と同じっちゃ同じなんですけどね。
やっぱり名刺に肩書きがあったほうが、実際に動きやすくなったので。

Web制作会社「株式会社CUBE」

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Web制作会社を起業する方法

今回、「会社を辞めてWeb制作会社を起業しようと思った理由とは」というテーマでインタビューを行った山賀宏明氏に「Web制作会社を起業する方法」を伺いました。
高校を卒業後、音楽で食べていく為に、バンド活動に明け暮れた20代前半。
病院のSEを経験した後、Webデザイン会社、広告代理店などで勤務。
その後、Web制作会社を起業するまで人生をインタビューしています。
特に山賀宏明氏が起業する際に実際にとった行動に焦点を当て、詳しく聞いています。
Web制作会社に興味がある方や、ゼロからの起業・独立を考えている方にオススメの一冊です。


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