起業するために自己資金を貯めて融資を受ける方法

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起業するために自己資金を貯めて融資を受ける方法

起業するには何が必要なのでしょうか?

初めての起業だと何が必要なのか分からないですよね。

今回、広告代理店を起業した田原広一氏に「起業するために自己資金を貯めて融資を受ける方法」というテーマでインタビューを行いました。

起業するために融資を受ける方法、起業するために必要なものとは、起業を目指す人へのメッセージなど、起業した経験に基づいてお話を伺っています。

現在起業準備を行なっている方や、起業したいと考えている方の参考になれば嬉しいです。




起業するために融資を受ける方法

起業するために融資を受ける方法

「起業したい。」という人が起業する為には、どうすれば起業できますか?

僕自身も関わってくるんですけど、起業する際には融資してもらえるように準備しておいた方がいいと思います。

なんでかっていうと、例えば起業して1ヶ月で売り上げがめっちゃ出る確率って高くないと思うんですよ。

起業してすぐは売上が5万円、10万円かもしれないじゃないですか。

5万円、10万円が1年間続いちゃったら、たぶん死にますよね。

それであれば、起業して半年や1年ぐらい収入がゼロだったとしても、自分のビジネスに自信を持ってやり通せるくらいの資金力をつけたほうがいいです。

僕も会社を起業する際に800万円融資してもらったんです。

融資を受けるには自己資金が必要なので、起業したいのであれば絶対にお金を貯めた方がいいです。

だいたい、いくらあれば起業の時に融資してもらえますか?

もちろんその人の今の給料によると思うんですけど、月収が20万円だとして1万円でもいいので、できる範囲でお金を貯める。無理せずに。

融資を受ける時って「積立預金」みたいなものがすごく評価されるんですよ。

例えば、起業資金として5千円、1万円をちょろちょろと貯めていくんです。

そのお金が積み重なってある程度の金額になった時に、融資をしてもらえるようになります。

それは自分で貯めているだけでいいんですか?定期預金に入るとかじゃなくて。

定期預金でも、もちろんいいですよ。

でも、「通帳上でちょっとずつお金が増えている。」っていうのを見せるのが、融資を受けるには一番いいです。

たとえば10年分の起業計画をしてきて「これまでの10年の起業準備は完璧です。融資をお願いします。」っていう人と、「昨日、起業計画を思いついたんだけど、融資をお願いします。」っていう人がいたら、どっちにお金を融資したいですか?

明らかに前者ですよね。10年計画はちょっと言い過ぎですけど、計画性がある人の方が融資を受けやすいのは確かです。

もちろん「起業する時にいくら資金が必要なのか。」っていうのは、ある程度自分で考えてきて欲しいんですけど、たとえば1000万円必要なビジネスモデルであれば、どんなに少なくても自分で100万円は貯めて欲しいですね。

融資を受けられるのって、だいたい「自己資金の2倍まで」って言われているんですよ。

本当は制度上、9倍くらいまで融資を受けられるんですけど。

自分で貯めたお金もご両親からもらったお金も「自己資金」になるので、たとえば500万円貯められるんだったら1000万円は融資してもらえる余地があるんですね。

融資を受けるにはどれくらい貯めればいいんですか?

たとえばビジネスモデルに設備投資が必要で、使い道がはっきりしていればしているほど、融資を受けられる額って増えるので、「いくら貯める」っていうのも一概には言いづらいですね。

たとえば、自分は自己資金ゼロで親から500万円出してもらったとすると、親がしっかりしていれば融資を受けられるケースはあるんですけど、やっぱり親からもらったお金と自分で貯めたお金だったら、自分で貯めたお金の方が融資を受けられる確率は高いんですよ。

自分で貯めたお金じゃないとやる気も感じられないというか、失敗しても「自分のせいじゃない。」みたいになるので、できれば100万円〜200万円は自分で貯めた方がいいです。

給料が高い人であれば、貯められるだけ貯めた方がいいです。ただ、お金を貯めた期間にもよるので、早めに貯めておいた方がいいと思います。

東京にいたらバイトでも月5万円ぐらいは本気出せば貯められると思うんですよ。土日も空いた時間は働けばいいので。

それを半年〜1年ぐらいやるのは簡単だと思うので、自分のやりたいことで起業したいのであれば、100万円以上は貯めて欲しいなと思いますけどね。

100万円あれば、500万円ぐらい融資を受けられますよ。

融資を受ける相談って資金が危ない時に言ってくる人が多いんですけど、資金が危ない時なんて融資を受けづらいに決まってるじゃないですか。なので、起業する時に融資を受けるのが一番いいと思います。

起業する時に融資を受ける場合は、過去の実績と自己資金がメインで見られるので「クレジットカードの事故がないか。」とか見るんですけど、最低限ちゃんとしていればいいので、メインは自己資金です。




起業するために必要なものとは

起業するために必要なものとは

起業するためにお金以外で必要なものってありますか?

あと起業する時に必要なのは「自分の得意分野を何か1つでも見つけること」ですかね。得意分野が何もなければ「起業」ってできないので。

たとえば、3年働いた会社でスキルを身につけて転職して、転職した会社でまた別のスキルを身につけて、それで起業するのもいいでしょうし、高校・大学時代からすごいパソコンに詳しくなって、そのパソコンのノウハウで起業するでもいいですし。

何かに特化していれば「起業」っていうのはできると思うので。

「これだったら負けない。」っていう1つの分野があれば「起業」っていうのはできるのかなと思います。

その「これだったら負けない。」っていうハードルって、どれぐらいのものなんでしょうか?

僕はそのハードルが低くてもいいと思うんです。ただ、スキルが低かったら単価を安くせざるを得ないですけどね。

それか、自分よりもっとすごい奴を連れて来るか。そこは人脈になっちゃうと思うんですけど。

自分よりもすごい奴を連れて来れるなら、その人と組んで起業してもいいと思います。

税理士業務をやっていると整骨院のお客様が多いんですけど、整骨院で20年30年やっている人と、まだ2年3年目の人だったら、20年30年やっている人の方が強いじゃないですか。

でも、2年3年でも自分の力量の中でできる範囲のことをやる。その力量の範囲の中では、絶対に負けないところを見つける。

それは自信だけでいいと思います。比較するのも難しいですよね。あとは、見せ方だと思います。

いかに自分がやれる範囲で自信を持ってやるかだと思います。まぁ、そこまで考えなくても、「とりあえずやってみるか。」で起業してみてもいいと思いますよ。

最初から強みがある人って、なかなかいないと思うんですよね。

強みがある人は起業してお金をかければいいと思いますし、強みがないのであれば「副業としてやる。」っていうのも、選択肢としてはアリかもしれないですね。

たとえば、「田原さんみたいに起業したい。」っていう人がいた場合、何をすればいいですかね?

僕と一緒の方法で起業するんだったら、まずは税理士になった方がいいと思います。

税理士ありきですごく自信があるので、税理士になってから広告代理店を起業しますね。

税理士になるには、税理士試験の専門学校に行って、しっかり勉強するのがいいと思います。本気で3年ぐらい税理士試験の勉強をする。

「まったく同じ道で起業」っていうのも難しいですけどね。「僕のやっている仕事が永遠にあるか。」っていうと、分からないので。

「SEOの仕組み」って変わるじゃないですか。なので、今の仕事がなくなっている可能性もあるんですよね。

SEOの仕組みは変わる可能性はありますけど、サイトの内容が本当に役に立つものであれば、ある程度は大丈夫だと思いますよ。

そうですね。あとはチャンスを頂いて悩む人っているじゃないですか。でも、僕は直感で決めるタイプなんですよ。

直感で決めることがいいか悪いかは人それぞれ違うと思うんですけど、僕は自分の気持ちで「この仕事をやりたい。」と思ったらやりますし、そこで迷ったらやらないと思います。

「やります。」って思った仕事は全部全力でやりたいし、「やりたい。」と思った仕事って全部やりたいんですよ。

だから、偉そうなこと言うと「やりたいと思った仕事しかやりたくない。」っていうのが、僕のポリシーなんです。

もちろんそれがめちゃくちゃ儲かる仕事で「自分のため」とか「従業員のため」になるんだったら、業務的にやりたくなくてもやると思います。会社的にやりたいものはやりたいので。

あと、従業員が喜べば嫌な仕事であっても、自分も嬉しくなる可能性ってあるじゃないですか。

従業員も嬉しくない仕事で自分もやりたくない仕事は絶対にやりたくないですね。誰かが喜ぶ仕事だったら全部すぐに受けていますね。




起業を目指す人へのメッセージ

起業を目指す人へのメッセージ

これから起業を目指している人にメッセージをお願いします。

今は学歴に縛られている人が少なくなっているかもしれないですけど、僕も当時は「学歴がなきゃダメだ。」って思ってたんですよ。

大学に行けなくて「人生、終わったな。」と。だから、税理士の資格を取ろうと思ったんですよね。

学歴が高い方もいらっしゃるので、学歴を否定するつもりは全くないですけど「学歴がないから起業を諦める。」みたいな考え方は、あんまり良くないなとは思っています。

うちの親会社の社長も、バーテンダーの専門学校に行っていたみたいです。でも、今は起業して広告代理店の社長をやっているんですよね。

行動力があって人に好かれるような人間であれば、絶対に伸びて起業が成功すると思います。

どこの会社でやっていてもヘッドハンティングされる奴っているじゃないですか。あとは上司が起業するから、その上司についていくとか。

「上の評価を気にして動く。」とか「この人に好かれたい。」と思ったら「その人に好かれるように行動する。」っていうのが、けっこう大事だなっていうのは、最近感じていますね。

僕もお声がかからなければ、起業もしていないので。

TACの講師をやる時も声をかけて頂いたのがきっかけですし、「相続情報ラボ」をやる時も声がけがスタートなので。

確かに人脈から起業している人って多いですよね。

あとは、ポジティブに元気にやることですかね。正直、仕事ができなくても頑張っている奴って、トップは好きじゃないですか。

一生懸命やっていてずっと成果が出ない人って、たぶんいないと思うんですよ。めちゃくちゃ成功するかは分からないんですけど、どんな事でも一定の成果は出るはずなので。

なので「上の人に愛されるような行動をする」っていうのは大事かなと思います。人から愛される人って成功しているじゃないですか。

すごく有名な社長も一定の人間には愛されていると思うので。そういう人物像を目指していけばいいのかなと。

学歴が高ければ成功しやすい人もいるかもしれないですよ。でも、別に学歴がなくても起業するのに問題はないかなと思います。

相続情報ラボ

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広告代理店を起業する方法

今回、「起業するために自己資金を貯めて融資を受ける方法」というテーマでインタビューを行った田原広一氏に「広告代理店を起業する方法」を伺いました。

大学受験を失敗し手に職をつける為、税理士の専門学校に進学。TACの講師として働きながら、株式会社SoLaboを起業します。

田原広一氏が幼少期の頃から広告代理店を起業するまでの人生を、4時間に渡ってインタビューしています。

広告代理店の仕事に興味がある方や、広告代理店を起業したいと考えている方にオススメの1冊です。


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