引きこもりから大学を受験する事は難しい事なのでしょうか?
スニーカーブランド「One Face Original」を起業した八城有史氏は引きこもりを経験後、一念発起し、大学受験を志しました。
そんな八城有史氏に「引きこもりから大学受験をした理由」というテーマでインタビューを行いました。
引きこもりから大学を受験しようと思った理由、大学受験について、大学での生活などについて、お話を伺っています。
このインタビューを通して、現在引きこもっている方でこれから大学受験を目指している方や、やりたい事を仕事にしたいと思っている方の参考になれば幸いです。
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目次
引きこもりから大学を受験しようと思った理由
なぜ引きこもりから大学を受験しようと思ったんですか?
「なんかしないといけないな。引きこもりの状態から脱出しないといけないなぁ。」とは思ってたんだよね。
そんなことを考えてたら、ある時ポストに大学の案内が入ってたの。それで「大学って楽しそうだなぁ。行ってみようかなぁ。」と思って。
大学に受かる自信ってあったんですか?
難関大学だったら、自信はなかったかもしれないね。でも、その時はなにも考えてなかったね。
単純に「勉強すればいいのかな。」って。1年間は普通の高校で単位を取ってたから、そこから通信の高校に2年行って、高校卒業の資格を取ったんだよね。
引きこもりだったから、時間はあったからさ。それで、大学の受験をした。大学に入った時は21歳で、卒業は24歳だったな。
どんな大学を受験したんですか?
引きこもりだったこともあって、人間の心理に興味があったんだよね。それで心理学が好きだったから、心理学がある大学を目指してた。
立正大学とか帝京大学も心理学があったから受けてたけど、落ちちゃって。心理学って結構レベル高いのよ。
それで、福祉系の学科にも心理学があって、「精神保健福祉士」っていう資格に興味が湧いたんだよね。それで「福祉でもいいかな。」って。
それで福祉の心理学がある大学を何個か受けて、受かった大学に入った。
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大学での生活とは
大学生活はどうでしたか?
大学生活は楽しかったよ。ただ、引きこもりの期間があったから「リハビリだ。」と思って大学には行ってたかな。
最初、積極的にいこうと思って、むっちゃ話しかけてた。(笑)そうしないと「また元の引きこもりに戻るんじゃないか。」って思って。
大学での勉強はどうでしたか?
本当は「精神保健福祉士」っていう資格が欲しくて、福祉学科に入ったのよ。大学2年になった時に「精神保健福祉士の説明会があります。」ってなったんだよね。
うちの大学「精神保健福祉士」が取れる学科を設立したばっかりだったのよ。
そしたら説明会で「準備が間に合わなくなりました。ここの大学を卒業しただけでは精神保健福祉士の資格は取れません。ここの大学を卒業して、2年間専門に行ってください。」って。
「詐欺じゃん。」と思って。(笑)
大学受験の時に面接官に「精神保健福祉士っていう資格を取りたくて、入りたいんです。」って言ったら「あぁ、そうですか。」とか言ってたんだよ。ひどくない?
その後、ちゃんと大学に通ったんですか?
腹は立ったけど、エンジョイしてたのよ、友達と。いっぱい友達もできて、サッカーチーム作ったりして。
ある意味、社会に復帰するリハビリも込めて大学行ってるから。大学に通ってた時はけっこう真面目だったから、単位も全部最初の方で取って。
だから、大学に通ってた最後の1年間は友達と遊んでたよね。
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大学ではサークルとか入っていたんですか?
一応、テニスサークルに入ったよ。テニス、サッカー、野球みたいな。そこでは友達がたくさんできた。
サークルは人とのつながりを取り戻すきっかけになったね。大学に入ったのがきっかけで、小学校時代の友達とも連絡取り始めたりとかもして。
「積極的に動くと変わるんだなぁ。」と思った。それで大学卒業して、普通に就職したよね、飲食店に。
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