美大を卒業後、未経験からカメラマンになろうと思った理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カメラマンになろうと思った理由

カメラマンを職業にしている方は、どのような理由でカメラマンになるのでしょうか?
やはり、「カメラが好き。」という理由から、カメラマンになる人が多いのでしょうか?

今回、カメラマンとして独立した齋藤剛志氏に「美大を卒業後、未経験からカメラマンになろうと思った理由」というテーマでインタビューを行いました。
美大では染色を学び、世界を旅した後、突然カメラマンを志し、スタジオに就職した経緯を伺っています。
これからカメラマンを目指す方や、起業・独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。




美大を卒業して行った旅

美大を卒業して行った旅とは

何でカメラマンになろうと思ったんですか?

あんまり学生の頃から「カメラマンになりたい。」と思ってたわけじゃないんだよね。
だから、カメラの学校とかも、別に行ってなくて。
美術大学に行ってたんだけど、染色、染物をやってたの。
アパレル関係というよりも、生地のパターンをデザインしてたんだよね。
テキスタイルデザインっていうのかな?
それを大学の時にやっていて、その時は就職する気もなかったんだよね。
それで、就職活動をしないで、海外に旅に出たの。

世界一周ですか?

世界一周もしなかったんだけど、ヨーロッパとかオーストラリアに行って。
それで、卒業して2年後くらいに日本に戻ってきたんだ。

卒業してすぐ、旅に出始めたんですか?

すぐじゃないですね、美大を卒業して半年後くらいから。
それまでは、お金貯めるために、レーザープリンターの工場の歯車の一個になってました。
ウイーンウイーンやって。(笑)
給料良くてね。
いいって言っても、25万円くらい。
1ヶ月間、週5でフルタイム入って、25万円ぐらいだったかな。
それで、実家の近くだったんで、実家に住みながら。
家賃もかからないじゃないですか。
だから、月に20万円近く貯めたのかな。
それで、半年後に140万円ぐらい貯めて行ったんですよ。

旅の目的とは

旅の目的はなんだったんですか?

「楽しそうだった。」っていう。
別に「自分を見つけたい。」とか、そんなのないっすよ。(笑)
そういう、ありがちな動機ではなく、「海外に行ってみたかった。」っていうのがあって。
それで、いろんなところに行ってみたんだよね。




カメラマンになろうと思った理由

日本に戻ってきて、どうなったんですか?

2年後くらいに日本に帰ってきたら、大学の友達はみんな就職してて、そこそこ社会人っぽくなってたんだよね。
「久々に帰ってきたから、みんなで飲もう。」って、飲みに行ったんだけど、みんななんか愚痴みたいな事を言うの。
「仕事が辛い。」とか、「寝れない。」とか。
みんな美大卒だから、制作とかデザイン関係の職業の人が多くて、やっぱりそういう職業って、徹夜が続いたりとかするのよ。
僕も就職するならデザインとか制作とか、「何かを作る職業がいいな。」と思っていたんだけど、みんなからそういう辛い話を聞くと、「デザイナーは辞めよう。」と思って。
「寝れないとか嫌だな。」とか、「給料も安いし。」と思って。
その時の友達が元気がなくて、不健康そうな顔だったの。
「これは良くないな。」と思って、「何をやろうかな?」って考えた時に、たまたまカメラマンを思いついたんだよね。
カメラは嫌いじゃなかなったし、旅の間もコンパクトカメラだけど、それを持って写真撮ってたし、「カメラマンだったら徹夜とかないよな。」と思って。
それに、カメラだったら俺でも撮れそうな気がしたのよ。
シャッターを押せば写るじゃない。
「カメラマンいいなぁ。」と思って。

カメラマンになるための行動

カメラマンになる為にどう行動しましたか

「カメラマンになろう。」と思って、どう行動したんですか?

とりあえず「どうやったらカメラマンになれるかな?」って考えたんだよね。
カメラマンの知り合いもいないし。
カメラの学校に行くのもお金ないし、いろいろ調べてたら、「スタジオに入ってアシスタントをやって、そこから何年後かにカメラマンになった。」っていうことが書いてあったの。
「そっか、カメラマンになる為には、スタジオに入ればいいんだ!」ってなって、スタジオを探し始めたの。
「Yahoo!」でね。(笑)
その時、「Google」とかなかったんだよね。
「YAHOO!」全盛の頃。
ちょうど僕がスタジオに就職したのが2000年ぐらいだったので、15年前か。
就職っていうか、カメラマンになろうと思ったのが。

カメラのスタジオはどうやって決めたんですか?

それで、ネットでスタジオを探したんです。
今って検索すると、それに合ったキーワードで出てくるじゃない?
今あるかわからないけど、その時「Yahoo!」はね、「アート」とか「写真」っていうカテゴリでバーって出てきて、「写真」って押すと「写真家」とか「写真集」とかが出てきてたの。
そこに「スタジオ」っていう項目があって、そこにスタジオがずらーってABC順で並んでるんだよね。
それを上からこうやって見ていって、「A」がなかったから、次は「B」で「BANK」が出てきて。
それで、ホームページにアシスタントの求人が載ってたから電話したんだよね。
そうしたら、「じゃあ、面接に来てください。」って言われて面接して、「じゃあ、いいよ。」っていうことになって。

え!?そんな簡単に受かったんですか?

簡単にね。(笑)
「あ、入れるんだ!」みたいな。

カメラは未経験ですよね

カメラは未経験ですよね?

うん、カメラについて、何も知らない。
カメラの学校にも通ってない。
だから、「受かるんだぁ。」と思って。
面接の時に「作品持ってきて。」って言われて、染物を持って行ったんですよ。
それが面白かったみたい。
「一応、作品だよな。」と思って。(笑)

向こうは「写真を持ってきてほしい。」っていうイメージで言ってたんですかね?

多分ね。
でも、「写真」とは言ってなかったら、「作品」って言ってたから。(笑)




カメラの世界

カメラマンへの道

そこでカメラマンへの道が開けたんですか?

そう。
そこでカメラマンのアシスタントというか、スタジオマンみたいな感じになってやってたんだよね。
でも、やっていくうちにカメラって「押すだけで写る。」ってそんな甘い世界じゃなくて。
技術がいっぱいあって、難しい世界だったんだよね。
ライティングとか。
それでずっとやってたら、どんどんハマっていった感じかな。

だんだんカメラが好きになっていったって事ですか?

うん。
カメラがどんどん面白くなってきて。
ちょっとずつ分かってきたのは、半年後くらいかな。
半年間は何もわからなくて。

その半年間は、どういう感情だったんですか?

それまでいろんなバイトをやってたんだけど、バイトって1か月もすれば仕事の流れも分かって、だいぶこなせるじゃない?
それで、カメラも「1ヶ月ぐらいすれば分かるんだろうな。」って思ってたら、全然分からなくて。
3ヶ月経っても分からなくて、「何で分からないんだろう?」って思って。
「分かるまでやってみようかな。」って思って、結構嫌々やってたな、最初は。
でも、全然分からない。
何がどうなってるのか。
ライトとか、ここからここに移動した意味が分からない。
「ちょっとぐらい移動しても変わらないでしょ!?」って思ってたよね。
本当は全然変わるんだけど、その変わり方が分からなくて。
写真を見ても。
それが分かるようになり始めたのが、半年後くらいかな。
そうしたら、「なるほど。」ってなって、面白くなって、そのままカメラマンになって、今に続くみたいな感じかな。

「宇宙大使☆スター」オフィシャルホームページ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カメラマンとして独立する方法

今回、「美大を卒業後、未経験からカメラマンになろうと思った理由」というテーマでインタビューを行った齋藤剛志氏に「カメラマンとして独立する方法」を伺いました。
美大で染色を学んだ後、2年間海外への旅に出て、日本に戻ってきてからスタジオに就職。
アシスタントを経験し、カメラマンとして独立するまでの人生を4時間に渡ってインタビューしています。
特に齋藤剛志氏が独立する際に実際にとった行動に焦点を当て、詳しく聞いています。
カメラマンという職業に興味がある方や、カメラマンとして独立を考えている方にオススメの一冊です。


「Amazon Kindle」で全文を読む

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*