写真の専門学校とはどのようなところで、どういう人が入るのでしょうか?
今回、フリーカメラマンの首藤慎一郎氏に「写真の専門学校に行った理由とは?」というテーマでインタビューしました。
写真の専門学校に行こうと思った理由や、写真の専門学校に入った経緯などを伺っています。
これから写真の専門学校に入ろうと考えている人や、写真の専門学校に興味がある人などの参考になれば幸いです。
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目次
写真の専門学校に行こうと思った理由
なんで写真の専門学校に行こうと思ったんですか?
別に就職する気なんてなかったんだよね。
趣味で写真をやってたんだけど、「写真を家でプリントしよう。」と思って、本とかで調べてたんだよね。
当時、ネットがあんまりなかったし、俺パソコンやってなかったから。
当時、新宿「さくらや」の地下一階に暗室コーナーがあって、そこに通って、お店の人に「どれがいいですかね?」って聞きながら、引き伸ばし機とか買って、暗室を作ってたんだよね。
だけど、けっこう分からないことがあって、専門雑誌もあんまりないから、「うーん。」って悩んでて。
それで、写真の専門雑誌を見てたら、専門学校のことが書いてあったから、「あ、写真の専門学校ってあるんだな。」って思って。
「あぁ、専門学校かぁ。」って思ったけど、「夜間なら行けるんじゃない?」って思ったんだよね。
やることなかったから「ここから学生になるの楽しいな。」と思って。
22〜23歳ぐらいの時に思ったのかな。そう思った時には、もう募集が終わってたの。だから、「じゃあ、次の年でいいや。」って。
写真の専門学校に入るのに、ためらう気持ちとかなかったんですか?
ゼロでしょ。
「何もしたいことがないんだから、いいじゃん。」と思って。
その時非常勤で勤めてた区の施設の所長に言ったら、ケンカした。
「写真の専門学校に行くんで、辞めさせてもらいます。」って言ったら、「今さらそんなところ行ってどうするんだ?」みたいなこと言われたんだよね。
それでカチンときて「親のスネもかじらないで、自腹で専門学校に行くことに対して、何の権利があってそんなこと言われなきゃいけないんだよ。」って思って。
それで「あんたみたいな鞄持ちになりたくないっすよ。」って言っちゃった。(笑)
言っちゃったら、向こうがキレちゃって。
「俺のどこが鞄持ちだ!」ってケンカになっちゃって、他の職員さんに止められた。
まぁ、俺も馬鹿だからね、あの時は怖いもの知らずだったんだよね。
バイトはしてたけど、まだ社会人経験があんまりなかったから。
今だったらさすがにそこまでひどいこと言わないな。(笑)
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写真の専門学校では
専門学校は何年間行ったんですか?
2年間通ったよ。
写真の専門学校に通ってみてどうでしたか?
通ってみて?率直な意見を言うと、「ダサいな。」と思った。
だって、授業受けても全部知ってるんだもん。知らなかったのは、暗室ぐらい。
でも、暗室も自分でやってから行ってるから、他の子がやらないことやってた。
自分で色々調べて、写真の知識があって専門学校に行っちゃったから、最初の方の授業は「あ、はい…。」って感じだった。
それで、暗室の先生に「首藤、専門学校つまんないだろ?」って言われて、「あんまり…」って言ったら、「じゃ、仕事してみないか?」って言われて、アシスタントの仕事を紹介してもらった。
「わからないこといっぱいあるよ、行くと。」って。行ったら、超怒られたよ。わからないこといっぱいあって。
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写真の専門学校でトップクラスの知識があってもダメなんですね?
ダメでしょ。専門学校と現場は違うから。
でも、怒られるのが若干刺激的で、新鮮だった。「俺、できないじゃん。」って。(笑)
頑張れるじゃん、できないから。その時ついたカメラマンが怖くてさ。すぐ怒るんだよ。
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