14歳で初めて感じた保育園を起業した理由とは

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14歳で初めて感じた保育園を起業した理由

保育園を起業しようと思う理由とは、どのようなものなのでしょうか?

今回、保育園を起業した鈴木麻友子氏に「14歳で初めて感じた保育園を起業した理由とは」というテーマでインタビューを行いました。

保育園を起業した理由、保育の仕事に興味を持った理由、虐待の問題が気になったきっかけなどについて、お話を伺っています。

保育園の仕事に興味がある方や、これから保育園を起業したいと考えている方の参考になれば嬉しいです。




保育園を起業した理由

保育園を起業した理由とは

なんで保育園をやろうと思ったんですか?

保育園をやろうとは思ってなかったの、ずっと。
保育園を作る2ヶ月ぐらい前までは、保育園をやろうなんて気はまったくなかった。
会社もやる気なかったんだよね。結果的に会社になっちゃっただけで。

単純に言うと、「食事」と「子供」と「子育てをしている家族」に関わりたかったの。
その3つに関われる場所が、結果的に「保育園だった。」っていう感じかな。

いろいろ考えたんだけど、「その3つを全うするには、子供達が毎日来てくれるような場所じゃないといけない。」っていう結論に達したんだよね。
そうじゃないと、お母さん達となかなか信頼関係も築けないし、食事の話なんてましてや私が相談に乗ったりできる話じゃないし。

でも、子供達が毎日来る場所になったとしても、「1人や2人預かっているだけで、子供にとって『ベストな環境』って言えるのかな?」って思って。
そうしたら「やっぱりある程度いろんなお友達がいて、合う子も合わない子もいて、いろんな経験をしてもらえるくらいの規模じゃないと、なかなか『いい環境』とは言えないよね。」と思って。

そうしたら、子供増えちゃうじゃん。そうしたら「お仕事をしている人のお子さんも預かれたりしないといけないよね。」と思って、営業時間延びるじゃん。
そうしたら「私1人じゃ無理じゃない?」ってなって、「誰かに働いてもらわないといけないよね。」と思って。

それで「保育園」という形になっていったんだよね。

「誰かに働いてもらう。」っていう話になった時に、私が前いた会社がすごく大きな会社だったから、その時の感覚もあって、どんなに小さな保育園だとしても、働いてくれる人にとってはさ、人生の一部を費やしてもらってるんだよね。

「ずっと私がやる保育園で働いてほしい。」とまでは考えてないけど、彼女や彼がどこか次のキャリアに行った時に、うちの保育園で働いていたことをきちんと自分の経験として、自分のキャリアパスとして、隠さないでちゃんと言えるようなキャリアにしてあげたかったのね。

その為には「名前も実態も見えない場所で働かせるのは、良くないんじゃないかな?」と思って。
じゃあ、「働いてもらう人にとって、『きちんとした場所』って何だろう?」と思って、「まずは看板じゃない?」と思って、会社を作った。




保育の仕事に興味を持った理由

保育の仕事に興味を持った理由とは

いつから保育関係の仕事をやりたいと思い始めたんですか?

「いつか子供と関わる仕事をやりたい。」と思ったのは14歳の時。
だけど、そんな考えも忘れちゃうくらい、いろんなことがあったんだよね。

保育の仕事って、専門職じゃない。
両親が「できる限り広い可能性を捨てないでほしい。」っていう考えの人達だったから、「専門職にいきたい。」とか「専門の知識をつけたい。」っていうことに、あんまり賛成されなかったんだよね。

今考えれば「『私はそれでも保育の仕事がやりたいんだ!』っていうところまで、自分の強い意志が固まってなかった。」っていう話なんだけど、その時の私は「反対されたからできない。」って思ってた。
だから、「いつか結婚して、子育てが終わった後に、のんびり保育の仕事をやろう。」って思ってたんだよね。

虐待を受けている子供達とか、虐待をしてしまう親みたいなところが、すごく自分の気になる問題なんだよね。
だから、そこに関わっていくのは、「自分が子育てが終わった後に、自分のペースで関わっていこう。そういう人達が来られる場所を作ろう。」と、ずっと思ってた。

14歳の時にどういうきっかけでそう思ったんですか?

きっかけは、その時に話題になった本があったんだよね。
「凍りついた瞳」っていう本。

漫画もあるんだけど、その本が話題になったのと、その頃に「虐待の問題」がニュースとかメディアでフォーカスされたんだよね。
放置されている子とか、きちんと養育を受けられていない子みたいな事が、ニュースとかでたびたび出る事があって、「それがどうしても気になった。」っていうのがきっかけだよね。

直接的に「いつか子供と関わる仕事をやりたい。」と思ったきっかけは、それかな。




虐待の問題が気になったきっかけ

虐待の問題が気になったきっかけとは

なぜ「虐待の問題」が気になったのでしょうか?

元々、両親と自分との関係に悩んでたの、私。
えっと、自分で言うのも何だけど、私すごい良い子だったんです、どちらかというと。(笑)

良い子っていうのかな、真面目な子?
それは、「こうした方が両親が喜ぶんじゃないか。」みたいな事を、強く意識して動く子だったのね。それは先生に対してもわりと同じで。

でも、そういう自分にいつも葛藤していたんだよね。

友達が親のことを、すごい子供らしくね、強く批判する事があったり、親に自由に反発しながら、すごい良好な親子関係を築いている状態が、私にはちょっと不思議だったの。
「なんで私も親に、ああいう風に「○○がしたい!」とか「○○が嫌!」とか言えないのかな?」って。

言ってはいるんだよ、親に。
でも、何も気にせず、素直に言いたいタイミングでは言えてなかったんだよね。

「あんなこと言っちゃった…」って、すごい後悔したりしてた。
そういう事がよくあって、「どうして私はこういうことがいつも気になってしまうんだろう。」って、ずっとずっと気にかかってたんだよね。

そこに1つの回答というか、新しい発見をくれたのが、その虐待の社会問題を知った時。
暴力的にどうとかそういう話ではなくて、精神的なバランスという意味で。

「正常な親子関係」ってすごい難しいんだけどさ、特に日本ではすごく難しい考えになっちゃうんだけど、「パワーバランス」という意味でいくと、親のパワーバランスがすごく強くて、それを見ながら歩いている子供は、綺麗に整っている状態ではなくて、どこかいびつな状態。

そういうところかな、気になったところは。
難しいのが、自分では「愛されている。」っていう事がすごい分かってるんだよね。

愛情は感じていたんですか?

うん。すごい溺愛されてたと思ってる、今でもね。
だから、愛されてなかったわけじゃないの。だからこそ、子供の私は葛藤するの。

愛されてなければ、反発できるの。
でも、愛されてるし、親がよかれと思ってやってくれている事が分かるのに、「何で私はこんなに苦しいんだろう?」って思ってたんだよね。

だから、それはやっぱり、子供って親とぶつかったり、自分が「こうしたいんだ!」っていうのを失敗して、親が守ってくれたり、そういう行ったり来たりを繰り返して自立していくと思うんだよね。
だけど、親と子の関係が強烈に結びついた状態で、私がその距離をうまく取れない状態で進んじゃったんだよね。

そういう関係になったきっかけはあったんですか?

そう考えると、きっかけは受験かもしれない。

私、お受験っ子だったのね。
だから、小学校も中学校も大学も、全部受験してるんだ。

行っていた小学校が、大学までエスカレーターで行ける学校だったんだけど、「女子校じゃないと受けちゃダメ。」って言われて、中学受験を受けたのね。

その時もすごく嫌だったの。友達と別れるの悲しいじゃんね。
私、東京から横浜に引っ越したのが年長さんの時で、その1年で友達はできたけど、その友達も私が小学校で受験しちゃったから、また離れちゃったの。

それで、やっと6年間でできた友達だったんだけど、中学受験でまた離れていく事はけっこう辛い事で。
だけど、「反発しても思い通りにいかせることはできないんだ。」って思ってたんだよね。

みんなと同じ学校には行けなかったけど、小学校に入ったらそれはそれで楽しかったし、小学校のみんなとずっと一緒にいたいと思ったけど、中学受験をして、中学校に入ったらまたすごく楽しかったし、いい経験をしているから、「親の言う通りにした方がきっと幸せなんだな。」って思うんだよね、子供心に。

親の言うことを聞いて失敗したことがないから、その結果を知らない。
自分の意見を貫いた事がないから、他の結果を知らないんだよね。

だから、「親の言う事を聞いておいた方がいいんだと思う。」って、だんだんなってくるよね。

株式会社coconホームページ

保育園を起業する方法

今回、「14歳で初めて感じた保育園を起業したきっかけとは」というテーマでインタビューを行った鈴木麻友子氏に「保育園を起業する方法」を伺いました。
親との関係に悩んでいた幼少期。初めて保育の仕事に興味を持った14歳。
親の意向に沿って大学を卒業し、証券会社へ就職。
29歳の時に会社を辞め、試行錯誤の結果、保育園を起業します。
鈴木麻友子氏の幼少期から保育園を起業するまでの人生を、インタビューしています。
特に保育園を起業する際に実際にとった行動に焦点を当て、詳しくお話を聞きました。
保育園の仕事に興味がある方や、保育園を起業したいと考えている方にオススメの一冊です。


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