やりたいことで独立する為には、どのすればよいのでしょうか?
今回、占い師として独立した天海氏に「占い師が伝えるやりたいことで独立したい人へのメッセージ」というテーマでインタビューを行いました。
飲み会でつながる人脈、やりたいことが決まっていた16歳、やりたいことで独立したい人へのメッセージなど、お話を伺っています。
占い師の仕事に興味がある方や、これから占い師として独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。
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飲み会でつながる人脈
最近、楽しかった事はありますか?
毎日楽しいですよ。
でも、この間ニコ生に出た時は楽しかったですね。
文化人枠でニコ生に出ました。(笑)
ニコ生の仕組みが分からないけど、「仕事のつながり」って一緒に飲み会でバカやった人とかのほうが最近はつながりが多い気がします。
飲み会がきっかけでニコ生の番組に出ることになったり、本を書いてる人に出会ったり、超有名な先生に会ったりするので、仕事も大事だけど、遊びも「その場を楽しめる人でいる。」っていう意味で大事かなと思う。
若い人であれば、「可愛がってもらえる人であること」も大事だと思います。
飲み会には参加したほうがいいっていうことですね。
ものによると思うけどね。(笑)
もちろん占い師の仕事もやるけど、仕事に負担のない範囲で、自分が「いい人達だな。」と思っている人達の飲み会には、なるべく融通をきかせて参加したいなと思ってます。
そういう面で言うと「占い師」って自由業なので、時間の融通がきかせられるっていうのはすごくラッキーかもなぁ。
何か飲み会があっても来られない人がいたりして、主催者の人が人手が足りなくて困る場合とかもあるじゃないですか。
そういう時にも融通をつけて参加できるので、そうすると感謝してもらえて、また誘ってもらえたりする事もあるんですよね。
そういう意味では「自分の時間が自由になる。」っていうことで、人脈がつながることもあるなと思います。
やっぱり人脈は大事ですね。
人脈は大事。
今、もし占い師の仕事がなくなったとしても、あんまり心配していないんですよ。
飲み会で会った人が社長さんだったりするので、本気で占い師がダメになったら、「本当にお金を稼ぎたいんです。」って言って頭下げれば、きっと新入生と同じくらいの給料だったとしても、雇ってくれる人はいっぱいいると思うんですよ。
だから、最悪でも死にはしないですよね。
だからこそ、今自分が好きな仕事とか、やりたいこととか、やるべきことで、一生懸命やっている姿を見てもらうっていうのは大事かなと。
チャラチャラ遊んでばっかりいたら、そういう社長さん達も助けてくれないし、一生懸命やっている姿を見て、それでも時間を作って飲み会に楽しく参加しているっていう姿を見ることで、信頼してもらえる部分もあると思うんですよね。
飲み会って大事ですね。最近の若い子って、お酒を全然飲まないし、飲み会にも参加しないっていう子が多いらしいですね。
みんながお酒を飲まないし、飲み会にも参加しないのであれば、そんな中で「飲みに連れて行ってください!」って言ったら、可愛くてしょうがないじゃないですか。
それだけで差別化になりますよね。
そういう意味では、飲み会に参加することで上から可愛がってもらえたり、上から教えてもらうっていうのはアリですよね。
確かに年下の子が「一緒に飲みましょうよ!」って言ってきたら、すごい嬉しいですね。
そうだよね。
そこのギャップを使うのも大事だと思うんですよね。
2年間占い師をやっていて、16歳の子がこの間来たんだけど、その子ぐらいですよ、将来のやりたいことが明確に決まってた子。
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やりたいことが決まっていた16歳
将来のやりたいことって何だったんですか?
自分がやりたいと思っていることが、16歳ですでに決まっていたんですよ。
すごいですよね、16歳で明確に決まってるって。
その子は自分が昔から変わっているとずっと思っていて、16歳の段階で「普通のサラリーマンにはなりたくない。声優になりたい。でも、『声優で食べていけない。』って言いますよね、どうしたらいいですか?」っていう質問だったの。
そもそも16歳でやりたいことがそこまで固まっていること自体、人の何倍も早い段階で気づいている事がラッキーじゃないですか。
私もそうだけど、「占い師で食べていける人なんかいない。」って言われていて、「じゃあ、占い師として食べていくには、どうしたらいいか?」って考えたんですよ。
だから、「『声優で食べていけない。』って言われていても、食べていけている人もいるんだから、16歳の若さで『声優になりたい。』っていう想いが固まっているのであれば、次は『どうやったら食べていけるか?』って考えたほうがいいよ。」っていう話をしたんですよ。
そうしたら、その子は「そうですよね。」って言って帰って行ったんですけど、そんな人なんて2年に1人ですよ。
16歳でそこまで明確に将来のやりたいことが決まっている人なんていないですよ。
それくらい、やりたいことが決まっているほうが珍しいんだから、やっぱりやってみるしかないと思う。
はい、頑張りましょう!(笑)
若い子達が自信をつけるためには、とりあえずいろいろやりたいと思ったことは全部やってみる。
全部やれば、見切りをつけることもできるし、「これだ!」って思うこともできるから。
逆にやってみないと、何も分からないと思う。
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やりたいことで独立したい人へのメッセージ
それでは、最後に「サラリーマンにはなりたくない。自分のやりたいことで独立したい。」という人にメッセージをお願いします。
「サラリーマンになりたくない。」っていうのが、わがままな場合もあるじゃないですか。
それだったら「サラリーマン、やっといたほうがいいぞ。」と思うんですよ。
社会を知らずにサラリーマンをバカにして、「やりたいことをやりたいんだ。」って言うのであれば誰も認めてくれないし、「サラリーマンをやりたくない。」っていう理由で「独立したい。」って言っているのであれば、例えば3年なり5年なりサラリーマンをやったらいいと思うんです。
その上で「やっぱり自分で独立したい。」と思うなら、それから独立すればいいと思うから、「サラリーマンになりたくない。」っていう理由だけであれば、「サラリーマンやれ。」って思う。
では、「自分がやりたいと思ったことを実現させて、生計を立てていきたい。」っていう人だった場合はどうですか?
「自分のやりたいと思った事を実現させて、独立したい。」っていう場合は、すぐにうまくいくことはないので、やるべきことは地道に毎日毎日やりつつ、「自分がやりたいことは正しい。」と信じてやるしかないのかなと思います。
あと、さっきもあったんですけど、例えば「占い師で食っていくのは大変だ。」とか「声優で食っていくのは大変だ。」となった時に、「じゃあ、どうすれば食っていけるのか?」っていうのを考えて、考えた案を行動するっていうのが大事かなと思います。
ありがとうございます。
でも、本当に地道にコツコツやるしかないんですよ。
「起業家×酒場」では、16人の起業家・フリーランスにインタビューを行なっています。
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