コンサルタント

医者を目指して勉強していた中学校と高校受験

医者を目指して勉強していた中学校と高校受験

人が医者を目指す理由とは何なのでしょうか?

医者になるのはとても難しく、簡単になれる職業ではないと感じています。

今回、M&Aコンサルタントとして起業した中村亮一氏に「医者を目指して勉強していた中学校と高校受験」というテーマでインタビューを行いました。

中学校時代の印象的な出来事について、勝つための頭の使い方、医者を目指そうと思った理由、あまり勉強しなかった高校受験などについて、お話を伺っています。

将来の職業選択に悩んでいる方、これから仕事や職業について考える中学生・高校生の参考になれば嬉しいです。

中学校時代の部活と全道大会

中学校時代の部活と全道大会

中学校は部活とかあるんですか?

ありましたよ、卓球部。

部活は卓球部しかなくて、卓球部一択なんですよ。

卓球部しかない理由は分からないですね。

でも、「少人数でもできるスポーツで、雪が降るので冬でもできる。」っていうと、「バドミントンにするか、卓球にするか。」ってなるわけですよ。

だからじゃないですかね。

隣の同じような規模の学校では、バドミントンをやっていました。

部活はみんな強制的に卓球部に入らされるんです。

中学校の時の印象的な出来事はありますか?

やっぱり卓球部ですよね。

「全道大会に行った。」っていうのは、思い出ですよね。

同級生でも、男子だったら4人しかいないし、3学年全部合わせても10人もいないようなチームで、団体でも個人でも全道大会に出られたっていうのは思い出ですね。

ストイックにやっていた訳ではなく、そんなにうまくないと思うんですよ。

でも、うまさよりも「本番でどうやって力を出し切るか。」だったり、あとはちょっと動き出した時に、「相手の弱点はどこにあるんだろう?」って見定める感じとか、そういうちょっとした頭の使い方だった気がしますね。

そういう頭の使い方はどこで養われたんですか?

1年生の時から、3年生と練習したりするわけですよ。自分と全然違うレベルの人と。

でも、勝ちたいんですよね。

勝とうと思うと、どうやって勝てるかを考えるわけですよね。

人数が少ないのもいい事なのかもしれないですが、その代わりずば抜けてできるようにはならないですね。

その中ではうまくなりますけど、ずば抜けて全道で優勝できるかっていうと、そのレベルまではならないです。

やっぱり「井の中の蛙、大海を知らず」っていう事だと思いますね。

ずば抜けるためには、いろいろな人がいる環境が必要だっていうことですね。

環境も必要だと思いますし、それを見出してくれる人というか、その人がどれだけいい力を持っていても、自分だけでは何ともならない事ってたくさんあるんだろうなと思います。




医者を目指した理由と高校受験

医者を目指した理由と高校受験

高校はどうでしたか?

高校受験をしましたよ。札幌の高校です。

医者になりたかったんですよ。

医者になりたいと思ったのは、外科が面白いと思ったんですよね。

人を分解したりとか。(笑)

恐っ!(笑)いつから医者になりたいと思ったんですか?

正確な時期は忘れちゃいましたけど、小学校の高学年の頃に、いとこの兄ちゃんが死んだんですよ、白血病で。

「小児白血病」って言って、子供の白血病で死んじゃって。

本当になす術もなく、あっという間に死んじゃったんですよね。

それを見た時に、自分の無力さというか、「何もできない。」っていうのを感じて。

でも、何もできないのは分かりながらも、「ここで病気を食い止めるためには、自分は何をしたらいいんだろう?」って思ったんです。

医者になったり、医学を学んだりすることで、医者だからこそ考えられることもあるだろうし、医者だけが得られる情報もあると思ったんですよね。

だったら、医学を学ぶ頂点として、「医者」っていうのは面白いかもなと思ったんです。

そのいとこの兄ちゃんとは仲が良かったんですか?

いえ、全然。それでもそう思ったんですよね。

仲良くはなかったですけど、自分とすごく歳が近い人が突然死んじゃったんですよ。理解できないですよね。

例えば、それが70歳、80歳のおじいちゃんおばあちゃんが亡くなったのであれば、「あぁ、寿命なんだな。」って割り切れるし、そこってある種、自然の流れじゃないですか。

でも、そうじゃない12歳、13歳の人が「腰が痛い、だるい。」って言い始めてから、あっという間に死んじゃうっていうその過程を見た時に、「何だろう、これは?」って、何が起こったのかさっぱり分からないわけですよ。

当時、「白血病」なんてよく分からないですし、ネットもなかったから、調べようもないわけですよね。

そうやって自分の知識のなさとか、情報のなさをカバーするために、「勉強しなきゃいけない。」って思いましたし、あわよくば「そういうところを治せるようになりたいな。」と思いました。

学校では、たまたま成績が良かったので、「医者」っていう選択肢を選べたんですよね。

「医学部に行けるような進学校に行こう。」って選べたっていう感じです。

それで、普通に受験をして入ったんですよね。札幌のちょっとした高校に。(笑)

それは医学関係の高校ですか?

全然。普通の高校です。

基本的に北海道にいたかったんですよね。

なので、基本的に「医学部」って、北海道だと北大しかないんですよね。

「じゃあ、そこに入るためにはどうするか?」っていう話ですよ。

高校受験の時の勉強は、あんまりしてないですね。

普通に学校の勉強をしていたらいけたんですか?

教科書を読むじゃないですか。

教科書を読むと、なんとなく書いていることは分かるじゃないですか。

それを学校に行って、教えてもらうんです。

でも、一度教科書を読んで分かっているから、確認事項なんですよね。

「これとこれとこれの話をしていたな。」って。

なので、家で机に座ってちゃんと勉強したっていう記憶があんまりなくて。

でも、料理を作り終わって、ご飯を並べる前の食卓はあるんですよ。

その食卓で勉強をしたり、本を読んだり、図鑑を読んだりっていうことはやっていました。

高校も現役で合格できて、のんびりした高校生活も過ごしていました。

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