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東京だけで占い師が5万人いる占い業界の現状とは

東京だけで占い師が5万人いる占い業界の現状

占い師の業界とは、どのような業界なんでしょうか?

今回、占い師として独立した天海氏に「東京だけで占い師が5万人いる占い業界の現状とは」というテーマでインタビューを行いました。

東京だけで占い師が5万人いる占い業界の現状、占い師の仕事について、目指している占い師のタイプ、占いの世界とはどんな世界なのか、顔パスだった占い館などについてお話を伺っています。

占い師の仕事に興味がある方や、これから占い師として独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。




占い業界とは

占い業界

占い師って、どうやってなるんですか?

一番多いのは、「占い師になる為の学校」ですね。
占い師になる為の学校があるんですよ。

恵比寿に占い師になる為の学校があって、結構大きい学校なんですけど、そこの学校出身の占い師が多いかな。
あとは独学で占い師になった人もいるんですかね?

でも、霊感がある占い師って、どうやってなるんだろう?
その学校に行っている占い師が多いのかな?

よく道にいる、机とランタンでやっている占い師さん達は?

あれは何なんでしょうね?
そういう占い師の組合じゃないですかね?

そういう占い師の組合があるとかないとか。
でも、たぶんあると思いますよ。

昔路上で占いをやっていた人も、1回占い館にいたことはありますけどね。
その人とあんまりしゃべってなかったんですけど。

聞いた話によると、占い師って東京だけで5万人ぐらいいるらしいですよ。

「占い師」って、東京だけで5万人もいるんですか?

まぁ、「自称占い師」みたいな人もいるだろうし、そこはなんとも言えないですけど。

でも、5万人って多いんですかね?
この間、出版で一緒になったホストの人と話をしていた時に聞いたんですけど、歌舞伎町だけでホストが5,000人いるらしいですよ。

そうすると、東京で5万人って、そう多くもないのかなって気もする。

東京のホストの数よりは少ないっていうことですよね?

そうですね。ただ、知らないだけで、それなりに占い師はいるんだなとは思います。
たぶん、もっといっぱいいますよね。

占い師の仕事とは

占い師の仕事とは

天海さんは占い師の同期はいますか?

同じ師匠に1年間、同じ時期について勉強していた方がいましたけど、一緒に占いを学んだわけじゃないので、「同期」って言われるといないのかもしれないですね、そういう意味でいうと。

その方はまた別で占い師をやられているんですよね?

占い師って、主婦の方とかが多いんですよ。
占い師一本で生計を立てている感じの方があんまりいない。

必死な感じで占い師をやっている方は少ないですね。
逆に、占い館で週5とか入っている占い師は、占いで生計を立てている感じですね。

占い師で生計を立てている人達とは仲良くしている人もいます。

仕事として「占い師の仕事」ってどうですか?

占い師という職業は、収入だけでいえば、浮き沈みがありますね。

占い師としてたくさん収入を得たいのであれば、電話占いがいいと思います。
儲かります。

「電話占い」って、どこでお金のやり取りをするんですか?

課金制のやつですね。
そういう仕組みを運営している会社があります。

電話占いを一日中がっつりやれば、結構な金額になったりします。
お金だけで言えば電話占いをやればいいと思いますよ。

でも、電話占いにかけてくるお客様だと「うちの犬、今なんて怒ってます?」とか、そういう電話もかかってきたりします。

私はどちらかと言うと「お金」というよりは、本当に悩んでらっしゃる方に幸せになってほしいって思っちゃう方なので。
難しいですよね、占い師でお金を稼ぐって。




目指している占い師のタイプ

目指している占い師のタイプとは

天海さんは、占い師でどういうタイプなんですか?

基本的には「怪しくない占い師」を目指しています。

「占い」って言うと弱っている人が来るようなイメージじゃないですか?
私的には一般の方で「平気だよ。」って言いながらも頑張ってるけど、ちょっと悩みがある人っているじゃないですか。

そういう人が来てもらえるような占い師になりたいなと思っています。
だから、あえて「統計学ですよ。」っていう言い方をしたり、あんまり怪しくない格好をしたり、ブログで普通のことを書いたりしています。

占いの方法としては、基本的には「西洋占星術」って言われる、生年月日と名前でその人の性質を見ます。
その後に「卜術(ボクジュツ)」っていうんですけど、タロットカードを見たり、ダウジングをしたり、その3つを組み合わせて鑑定している感じですね。

「ダウジング」って何が分かるんですか?

「Yes・No」で答える質問ですね。
例えば「彼は今、私のこと好きですか?」とか「自分に向いているのはどっちですか?」みたいな質問に、くるくるくるって。

「選択肢の中から選んで、答え合わせをする」的な感じかな。
3つの占いを組み合わせることで、精度が上がるっていう感じです。

未知すぎる占いの世界

未知すぎる占いの世界とは

占いの世界って未知すぎて…

そうなんですよ。
占い業界にいると逆に普通すぎて、聞かれないと「それが普通じゃない。」ということが分からないから、言ってくださいね。

「霊感」ってなんですかね?

霊感で占いをする先生が周りにいるようになって、「霊感」と「占星術」って、結構合致する時期があったみたいなの。

「霊感も使ったほうがいいのかな?」と思ってたら、「何言ってるんですか?先生、霊感の先生ですよ。」って言われて、他の占い師の先生達に。「え?そうなの?」みたいな。

「霊感」って、いろいろ見えるっていう事ですか?

「霊感」にも、いろいろ種類があるの。
「見える、聞こえる、感じる」って種類があって、いわゆる霊感の占い師は「見える・聞こえる」なんだよね。

信頼している占い師の先生とよく見合ったりするんだけど、「私の体で悪いところある?」って聞くと「胃!」って。
「天海先生、悪い気を全部食べちゃうから。」って言われて。

悪い気を食べる?なんですか、それ?

面白いでしょ?(笑)
なんか普通、「気を受ける」とかいうじゃない。

私も「気を受けるのかな?」って思ってたら、「天海先生は悪い気が来ても『負けるもんか!』って思うでしょ?」って。
その悪い気を全部食べちゃって、食べちゃっても大丈夫なんだけど、食べすぎちゃっているらしく、その時ちょっと胃の調子が悪かったの。

薬を飲んでも治らないし、「なんで胃が痛いんだろう?」って思ってたんだよね。
そうしたら「悪い気を食べ過ぎて、いわゆる消化不良ですよ。薬飲んでも治らないでしょ?」って言われたんです。

しかも、痛いところが移動するの。
「胃のここが痛かったのに、今日はここだ。」みたいな。

「痛いところが移動している原因はそれ?」って聞いたら、「そうですよ。」って言われて。
言い当てられると「そうなのかもしれない。」って思うじゃないですか。

そんな感じで、他の占い師の先生達と見合ったりしています。
その霊感の先生が私の部屋によく来るんですよ。

私の部屋は、オーラが巫女さんと同じオーラなんだって、知らんけど。(笑)
それで「ここにいると癒される。」って言って、よく来るんです。




顔パスだった占い館

顔パスだった占い館とは

同じ占い館にも、色々な占い師さんがいるんですね。

それで、さっき「占い館に入るのに、オーディションを受ける。」って言ったじゃない?
他の占い師さん達はオーディションをやって入るんだけど、私だけ顔パスだったの。

え?何で顔パスだったんですか?

うちの占い館のオーナーが霊能者で、私のオーラと雰囲気を見た瞬間に「うちの占い館で働いて。」って言われて。
私がどんな占いをするかも全然知らずに言うぐらいだから、何かあるみたい。

占いって、人生で1回しかやったことがないんですよね。その時、「北西に引っ越しちゃダメ。」って言われたんですけど、北西に引っ越しました。

ワイルドだね。(笑)
それで北西に引っ越したから、忙しいんじゃない?

でも、絶対的にダメなところってないのよ。
例えば、そこの部屋が「本当に空気が悪い。」とか「空気が重い。」とかじゃないとしたら、いい部屋なんだよね。

だから、方角が悪いんだったら、もっと快適にすればいいだけっていう。
占いで言われたことが全てじゃないからね。

新宿アゥルターム 占い師天海先生のブログ

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