サービス

リーマンショックの影響で辞めることになった営業の仕事

リーマンショックの影響で辞めることになった営業の仕事とは

リーマンショックの時は、どのような仕事をしていましたか?

今回、占い師として独立した天海氏に「リーマンショックの影響で辞めることになった営業の仕事」というテーマでインタビューを行いました。

リーマンショックの時にしていた仕事、リーマンショックの影響で失った仕事、得意な営業と不得意な計画性、仕事での人生最大の失敗などを伺っています。

占い師の仕事に興味がある方や、これから占い師として独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。




リーマンショックの時にしていた仕事

リーマンショックの時にしていた仕事とは

人生のターニングポイントはどこでしたか?

リーマンショックの時じゃないですかね。

リーマンショックの前は、売り上げも上がっていて、すごい充実してやっていた仕事なのに、リーマンショックがあったおかげで部署ごとなくなり、仕事がなくなり、彼の仕事もなくなり。

彼がいたんですよ、当時。
リーマンショックとは関係ないんですけど、リーマンショックと同じタイミングで仕事がなくなって、7年ぐらい付き合ってた彼だったので、「結婚する?」って聞いたら、バツイチの方だったので「結婚は二度としたくない。」って言われて。

「7年も一緒にいたのに、なんだこいつ。」と思って、別れました。そのあたりからかな。
「じゃあ、自分で食べていくには、どうしたらいいんだろう?」とか考え始めたのは、その頃だと思います。

その頃にしていた仕事は何でしたっけ?

広告の仕事です。
2008年ぐらいから占いの勉強を始めて、2009年に広告の会社を辞めて、広告主だった古い会社に行きました。

人生のターニングポイントで思い浮かぶのはリーマンショックの時に会社を辞めた時と、広告主だった古い会社を辞めることになった時じゃないですかね。

それで広告主だった古い会社を辞めて、占いをやることになったんです。




リーマンショックの影響で失った仕事

リーマンショックの影響で失った仕事とは

今までの人生で一番試練だと思ったことは何ですか?

いっぱいありすぎて分からないな…
まず、主婦をしていて、離婚をして、急に働かなくちゃいけなくなった時の、仕事を探す事が大変だったっていうこと。

営業って、学歴不問とか経験不問とか多いから、営業しか正直できなかったんですよ。
それと、さっきのリーマンショック。

今までもらえてた広告が全部もらえなくなって、部署はガタガタってなって。
仕事は銀行員の時から大変だったからな。

リーマンショックの時は、精神的に辛かったですね。
だって、「私の一生の仕事はこれだ!」と思ってやっていた仕事が急になくなって、「1ヶ月後に辞めろ。」って言われたら、さすがに辛いですよね。

仕事を辞めた後はどうなったんですか?

仕事はないし、正社員じゃないから失業保険もないし、「次、働くところどうしよう?」っていう考えが先に立ちますよね。

塞ぎ込んでいる暇はないというか、「とりあえず働くところを探さなきゃ。」っていう感じだったので、「やりたいことやろう。」とかそんなこと言ってられないというか、「働けるところがあれば、とにかく働こう。」っていう感じですかね。

そこで塞ぎ込んじゃったり、現実逃避したくなっちゃう人もいるんでしょうけど、その時はそんなことをしている暇がなかったんですよね。

だって、お金を稼がないといけなかったから。
2回目だったしね、そこの会社で辞めさせられたの。「やべっ、またこのパターン!?」っていう。(笑)

結局、そのあと会社はガタガタってなって、社員の人は守られたけど、それ以外の人は辞めさせられたりしたみたいです。
なので、そこの会社にいても、結局は辞めさせられていたのかもしれませんね。




得意な営業と不得意な計画性

得意な営業と不得意な計画性とは

仕事で得意なことって何ですか?

営業ですかね?

私って、もともとあんまり物を売るタイプの営業じゃなくて、どっちかっていうと相手の方が何を求めているのかをずっと聞くタイプの営業だったので。

お客様の話を聞いた上で「問題点がこうだから、うちの商品をこういう風に使ってください。」もしくは「うちの商品は必要じゃないですよね。」っていう判断をするタイプだったので、「人の話を聞く。」っていうスタンスは、今の仕事に活かされているような気がします。

逆に仕事で不得意なことってあるんですか?

細かいことですね。
経理とか、計画性をもってやる事とか。

もともと営業の仕事って、男の上司の方だと1ヶ月の目標とか出すじゃないですか。
「1ヶ月目の売り上げがこうだったから、こうしろ!」って言われても、よく分からなくて。

「1ヶ月毎に売上目標を出すのって、こっちの都合だと思うんです。
逆に『半年でこの売り上げを全部やれ!』って言われたらできるので、「そういう長い目で見ていただけないと営業はできません。」って最初に言ってやっていました。

最初にぶちぶち文句を言う人もいるけど、トータルで売上目標を達成していたので、そのスタンスが認められていった感じでしたね。

結果を出せば、認めないわけにはいかないですから。
そういう意味では計画性を持って、「この月はいくら売り上げる。」っていうのは苦手かな。

仕事での人生最大の失敗

仕事での人生最大の失敗とは

仕事を始めてから、「人生最大の失敗」ってあります?

1回ありますね。訴えられそうになったことがあります。

派遣で営業をやっていた時に、飲み会やパーティーの幹事をやる人に、「このサイトを使えば、条件と時間と場所を入力すれば、条件通りのお店が見つかりますよ。」っていう営業をやっていた時があったんです。
私はその時まで化粧品の訪問販売とか、個人向けの営業をしていたんですよね。

その会社で営業をしていた時に、間違ってその人達と会話していた内容を、別の人にメールで送ってしまったんです。
そうしたら「個人情報流出だ!」っていう話になって、「訴える。訴えない。」っていう話になったことはあります。

その時は、とにかく平謝りしましたね。
当時は「そういうことで怒る人がいるんだ。」っていうことが分からなくて、こっちとしては喜んでもらったり、仲良くなりたいから、そういう風に個人寄りの営業をしていたんですけど、「そういう営業方法が、訴える対象になるんだ。」ということを知ったという意味ではすごい勉強になったし、反省するべきことだったなと思います。

新宿アゥルターム 占い師天海先生のブログ

「起業家×酒場」電子書籍
M&Aコンサルタントとして起業する方法

「起業家×酒場」では、16人の起業家・フリーランスにインタビューを行なっています。

「Amazon kindle」で電子書籍として全文を読むことが可能です。

「Kindle Unlimited」では、無料で読むこともできます。

起業に興味がある方やフリーランスとして仕事を行いたい方におすすめの1冊です。

Amazon Kindleで探す