広告代理店ではどのような仕事をしているのでしょうか?
今回、広告代理店を起業した田原広一氏に「相続税に関するサイトを運営する広告代理店の仕事とは」というテーマでインタビューを行いました。
広告代理店の仕事、「相続情報ラボ」の仕組み、「株式会社SoLabo」の由来などについて、お話を伺っています。
広告代理店の仕事に興味がある方や、これから広告代理店を起業したいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
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目次
広告代理店の仕事とは
広告代理店では、どのようなお仕事をしていますか?
今の「株式会社Solabo」という会社を2015年12月11日に設立していまして、仕事としてメインでやっているのが「相続情報ラボ」というサイトの運営です。
「相続情報ラボ」は相続税に関する情報を掲載しているサイトなんですけど、そのサイトを作るのに、最低1日1本、多い時で1日3〜4本、毎日2000字〜3000字の記事を自分で書いて、アップしていくんです。
今は「相続情報ラボ」を作る時に、SEOを意識して記事を書いて、検索上位に上げているんですね。例えば、今だと「相続情報ラボ」というサイトを作って1年ちょっと経つんですけど、「相続税」っていう検索キーワードで3位とか4位に来ています。上には国税庁ぐらいしかないんです。
あとは、「所得税」っていう検索キーワードで1位に来ています。SEO的にかなり評価されたサイトになっています。そういった「検索に評価されやすいサイトをどう作るのか」というノウハウが身についたので、最近ではSEOコンサルティングの業務を始めました。
あとは、もともと自分でもお客様の融資のお手伝いをしていて、「日本政策金融公庫」っていうところの融資に強いので、「日本政策金融公庫ガイド」っていうサイトを立ち上げました。
これはまだ開始して2ヶ月半から3ヶ月ぐらいなんですけど、もう5000PVぐらいいっているので、すぐに5万PV、10万PVくらいはいくかなと思っています。あとは、先ほど出てきた融資のコンサルティング業務もしています。
実際の業務としては、記事を書かれる事が多いんですか?
そうですね。直近の1年で言ったら、「相続情報ラボ」の記事も200本ぐらい書きましたし、「日本政策金融公庫ガイド」の記事も100本ぐらい書いています。あとは、「お金を借りたい。」っていう人のサポートをしたりしています。
でも、「何をしているか?」っていうと、記事を書いている時間が5割、6割ぐらいなので、一番多いですね。
あとの4〜5割は税理士事務所にも所属しているので、そのお客様対応だったり、紹介していただいた方にお会いしたり。あとは、飲みに行ったりとか。(笑)飲みニケーションも大事ですからね。
けっこうパッと見、何をやっているか分かりづらいんですよね。
今後もご自身で記事を書いていくんですか?
いえ、自分で記事を書いていく比率は下げる予定です。外注さんにうまくお願いして、どんどん閲覧数と記事数を増やしていきたいと思っています。
ちゃんとノウハウを持って、「どのキーワードで検索されたら何位になるか」っていうのを予想しながらやっているので、例えば1つの記事が月に500回見られるのであれば、それを増やせば増やしただけ閲覧数も増えるので、どんどんいろんなサイトを増やしていければなと思っていますね。
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「相続情報ラボ」の仕組みとは
「相続情報ラボ」はどんな仕組みなんですか?
「相続情報ラボ」っていうサイトは、「相続税」や「所得税」に関係した内容の記事を書いていて、問い合わせを受けるための仕組みにしています。
相続税に関する知識ってありますか?「申告ってどうやってやるの?」とか、生前の相続税対策とか、質問することがけっこう多いんですよね。
個人事業主や法人の税務申告って、基本プロに頼むと思うんですけど、継続的に頼みますよね?でも、相続税の場合、亡くなりそうか亡くなってからの仕事なんです。
ずっと税理士さんがついている方だと相談することがないんですけど、そんな人はほとんどいないんですよね。そうなると、人ってだいたいギリギリの時に相談したくなるんですよ。
相談したくなった時にまず何を見るかというと、ネットなんですね。相談したくなった人が見る為に、「相続税を申告する為には、こういう流れがあるよ。」とか「こういうリスクがあるよ。」とか「税理士はこういう風に選んだ方がいいよ。」とか、疑問点が解決するように記事を書くわけです。
でも、疑問点は解決しても、自分だけでは解決できないこともあるわけです。医者と近い感じですかね。疑問は解決しても、自分では治せない。じゃあ、「それを解決できるのは誰?」ってなった時に、税理士が必要なわけです。
それで、まずはサイトを見て問い合わせをしてきた方に、その疑問点を解決する為に電話で相談に乗って、必要であればプロに依頼するという流れです。
相続専門にやっている税理士ってそんなに多くないので、僕としては「相続税について知りたい人が、相続に詳しい専門家に相談できるプラットフォームを作りたい。」という理由で、今の「相続情報ラボ」を運営している形です。
何も知識がないようなパートさんが対応しているわけではなく、ちゃんと専門の税理士さんが対応するような仕組みにしているので、安心して相談してもらえると思います。
もちろん、問い合わせをして来られる方の中には、仕事につながる方もいれば、仕事につながらない方もいるんですけど、仕事につながらなかったとしても、疑問点を解消できますし、だいたい10分ぐらいで電話も終わるので、税理士事務所にも負担はかからないなと。
そうやって、結果的にちょっと社会貢献できているのかなと思っています。
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「株式会社SoLabo」の由来とは
「株式会社SoLabo」の由来は何ですか?
「株式会社SoLabo」の由来は、もともと「相続情報ラボ」っていうサイトをやっていたからです。
でも、「相続以外にも、もしかしたら何かやるかもしれない。」っていう事で、「株式会社 相続情報ラボ」だとやりづらいので、相続の「So」とラボの「Labo」で、「株式会社SoLabo」です。
頭文字を略しただけなので、全然おしゃれな感じじゃないですよね。でも、意外と愛着はあります。(笑)
ちなみに会社のホームページってあるんですか?
まだ作っていないですね。自分達のコンテンツはあるんですけど、まだホームページはないですね。いずれ作ります。(2016年5月14日時点)
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