サッカーを始める人は、どのような理由でサッカーを始めるのでしょうか?
今回、鍼灸マッサージ師として独立した齋藤大輔氏に「サッカーを始める事になった理由とレギュラーになった方法」というテーマでインタビューを行いました。
齋藤大輔氏がサッカーを始めた理由、楽しさを見出せなかったサッカーを辞めなかった理由、中学・高校でのサッカー部と朝練、ベンチからレギュラーになった理由、大学でのサッカーなどを伺っています。
これからサッカーを始めたいと思っている方や、サッカーに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
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サッカーを始めた理由
いつからサッカーを始めたんですか?
サッカーは小学校3年生から始めました。
サッカーを始めるまではピアノをやってたんですよ。母親が音楽の先生だったので。
ずっとヤマハ音楽教室に通わされてて、嫌だったんですよね。
小2から小3に上がる時に「ピアノ教室が週1から週2になる。」って言われたんですよ。
「絶対嫌だ。」と思って「お母さん、ピアノじゃなくてサッカーがやりたい。」って言ったんです。
なんで急にサッカーがやりたくなったんですか?
サッカーがやりたかったわけじゃなくて、ピアノを辞めたかったんです。
その時、ちょうどJリーグが始まった時期だったんですよ。
僕もJリーグが始まって1〜2年してからサッカーを始めたので。
サッカーが盛り上がってきて、ちょうどヴェルディが「ガーっ!」って来てたじゃないですか。
一応、自分の街にも「浦和レッズ」っていうチームがあって、サッカーブームが来ていたので、とっさに「サッカーやりたい。」って言ったんです。
「サッカーやるから、ピアノ教室を辞めさせてください。」って言って、母親の了承を得て、サッカーをやり始めたんです。
最初はそんな好きじゃなかったですね、サッカー。(笑)
下手だし。自殺点とかして、泣くんですよ、僕。
でも、中2の時にサッカーにスイッチが入って、サッカー命になりましたね。
サッカーを辞めなかった理由
小学校から中学校に入る時に、サッカーを辞めるタイミングもあったじゃないですか。そこでサッカーを辞めなかった理由はなんだったんですか?
サッカーを辞めるタイミングもありましたね。
実際、サッカーを辞めるか悩んでました。
中学校1年生の時に、部活動の仮入部みないなのがあるじゃないですか。
その時、サッカー部にすぐ行かなかったんですよ。
「ちょっとサッカーと距離を置こうかな。」と思って。
最初、理科系の「実験観察部」っていう部活に入ったんですよ。
実験したり、お菓子を作ったりする部活だったんですけど。
でも、途中で「やっぱりサッカーがやりたいな。」って思っちゃったんですよね。
その部活も面白かったんですけど「なんかこの人達とは違うな。」と思っちゃって。
それで、サッカー部に入りました。
中学校に入ってどれくらいでサッカー部に入ったんですか?
確か4月に仮入部して、5月のゴールデンウィークには入部届を提出しないといけなかったんですよね。
ゴールデンウィークが始まるギリギリまで、サッカー部に入るか悩んでましたね。
部活って、1年生の時はほとんど雑用じゃないですか。
雑用だし、あんまり試合に出られないし、「サッカー部、あんまり楽しくないなぁ。」って。
自分が中2になってからですかね、サッカーに目覚めたのは。
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中学・高校でのサッカー
中学の時のサッカーはどんな感じだったんですか?
サッカーを見るのも好きでしたし、やるのも好きで、もうサッカー漬けでしたね。
浦和レッズがやっぱり好きで、小野伸二が好きでした。
あとは、バルセロナのリバウトっていう選手が好きで。
ちょうど中田ヒデが来てた時期じゃないですか。
なので、セリエAとか見たりしていました。
そこからサッカー熱が入ってきた感じですかね。「サッカー命」みたいな。
その時は「プロサッカー選手になりたい。」って思ってました、漠然とですけど。
高校行ってからはどうだったんですか?
高校もずっとサッカーでしたね。
サッカー漬けみたいな。私立っていうのもあって。
私立だったんですけど、新設校だったので、そこまで設備が整っている感じではありませんでした。まだ新しかったので。
サッカー部に入ったんですけど、僕サッカーを今までやってきて、絶対スタートはレギュラーじゃないんですよ。いつも最初はベンチスタートで。
頑張って、最終的にレギュラー掴み取るみたいなパターンが多くて。
高校のサッカー部での朝練
それってすごいことじゃないですか。レギュラーになれずに、途中で折れちゃう人ってたくさんいるじゃないですか。
けっこう腐る時もありますけどね。「なんでユニフォームもらえないんだ。」みたいな。
腐ったりもしましたけど、自分も一生懸命になると突き詰めるタイプで、朝練とか別になかったんですけど、たまに1人で朝練とかしてました。
おにぎり持って行って、朝練して、おにぎり食べてから授業に行くみたいな。
そこはあんまり人に見せたくなくて、同級生にも言わないで。
最初は誘ったんですよ、「朝練する?」みたいな。
でも、みんな「しない。」ってなって、1人で朝練をしていました。
レギュラーのやつが「朝練しない。」とか言ってると腹立ちますよね。
腹立ちますね。「お前のポジションを争うやつがいないだけだろ!」みたいな。
なので、学校のグラウンドで、1人で朝練をやっていましたね。
最初「スタミナがない。」と思っていたので、ずっと走ってたんですよ。1人1500m走みたいな。
それで、途中から「ボール使いたいな。」と思って。
「どうしたらボール使えるんだろう?」と思ったんですけど、ボールを使うためには部室を開けないといけないじゃないですか。
先生に嘘をついて「部室を掃除したいんで、鍵借りていいですか?」とか言って借りていました。
それ、毎日使えなくないですか?(笑)
そうそう。(笑)
そんな嘘をついて、サッカー部の部室を開けてましたね。それでボール出して練習していました。
ボールを使えるようになってからは、リフティングしたり、フリーキックの練習をしたりしていました。
1人でできることしかしなかったですけどね。
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高校でのサッカーとレギュラーになれた理由
ポジションはどこだったんですか?
ポジションはディフェンスだったんですよ、僕。
サイドバックとか、サイドハーフとか。
それで、左利きなんですよ。
左利きってあんまりいないので、珍しがられますね。
高校の時のサッカー部はどんな感じだったんですか?
高校の時のサッカー部は自由でしたね。
新設校っていうのもあって、決まった練習着もないですし。
3年生が1期生なので、歴史もないですし、先輩とか「君」づけしてたんですよ。
僕はそれが嫌で、全員「先輩」って呼んでました。ちゃんと「◯◯先輩」って呼びたいなと思って。
先輩も先輩オーラを出さずにやってくれたので、すごくいい感じだったと思います。
高校でも最初はレギュラーじゃなくて。最終的にレギュラーになった感じですね。
心が折れて辞めちゃう人が多い中で、なんでレギュラーになれるまで頑張れたんですか?
負けず嫌いでしたね、やっぱり。
あとは、がむしゃらにやればレギュラーが取れるわけではないので、自分の長所を全面に出したって感じですかね。
僕はパスカットと対人の強さが長所でした。
自分の中では読みがいい感じだと思っていたので、「ここにパスが出るな。」と思った時に、自分がマークしている選手より早く気づいてパスをカットしていました。
あとはスライディングが武器だったんですけど、相手のフォワードと1対1になるじゃないですか。
そうしたら、言い方悪いですけど、「こいつ殺してやろう。」と思って。(笑)
「調子乗るな。」みたいな感じで、けっこう気持ちは強かったんですよね。
「自分がマークした選手には絶対負けないし、絶対行かせない。」みたいな。
そこでディフェンスが崩されちゃうと、チャンス作られてゴールになっちゃうじゃないですか。
結構重要なポジションだったので、「そこは何が何でも行かせない。」と思っていました。
あんまりテクニックとかなかったんで、気持ちのプレースタイルでしたね。
そこが監督に最終的に見てもらえてレギュラーになれたのかなって思います。
大学でのサッカー
大学はどうやって選んだんですか?
「スポーツに関わりたい。」っていうのと、「大学に行ってもサッカーをやりたいな。」と思っていたんです。
でも、やっぱり「関東リーグ」っていう、大学のプロに近い大学は無理だなと思ったんですよ。
そういう大学は「セレクション」っていうのがあって、セレクションにはたぶん通らないだろうなと思って。
でも、「楽しくサッカーを続けたいから、部活でサッカーができるところないかな?」って探していて、桜美林大学に入りました。
大学の時はどんな感じだったんですか?
大学はサッカー部が週に4回しかなかったんですよ。
部活って基本毎日じゃないですか。
強い大学だと、毎日やってますね。
うちの大学はサッカー部がそんなに強くないのと、他の部活もグラウンド使いたいので、グラウンドの割り振りがあって、週4回部活でした。
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