「YORTZ」というブランド名の由来と商品が初めて売れた時

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「YORTZ」の由来と商品が初めて売れた時

商品を作って販売し始めた時、最初はどのようにして商品が売れていくのでしょうか?
0から商品の販売を始めた時、どのように商品が売れていくのか分からないですよね。

今回、アクセサリーブランド「YORTZ」の中田チサ氏に、「『YORTZ』というブランド名の由来と商品が初めて売れた時」というテーマでインタビューを行いました。
どういう経緯で「YORTZ」というブランド名を選んだのか、初めて友達が買ってくれた時のエピソードや、お店で商品が売れ始めたことなどを伺っています。
これから商品を作ったり仕入れたりして、販売を考えている人の参考になれば幸いです。




「YORTZ」の由来

「YORTZ」というブランド名の由来とは?

「YORTZ」っていう名前はどういう由来なんですか?

「YORTZ」って造語なんですよ。
なんとなく東欧っぽいイメージがよかったんですよね。
ヨーロッパでもないし、アジアでもない、東欧っぽい言葉がよくって、「YORTZ」にしました。
ずるいんですけど、自分でもよくネットで調べる事があったので、検索で引っかかりたくなかったんです。
例えば、「フラワーラブ」とかにすると、検索でいっぱい引っかかるじゃないですか。
その言葉しかなければ、それしかひっかからないので、他にはない言葉がよくて。
東欧っぽいイメージで、なおかつ見た人が覚えやすくて、人に伝えやすいっていう。
長いブランド名もかっこいいと思うんですけど、私自身が覚えられないので伝えられないですし、「大きいブランドとは違うから、口コミも大事だな。」と思ったので、ポンポン広まっていけるような名前で、英語でパッと見て、覚えやすい言葉は何かなって考えたんです。
英語もパキパキパキパキっていう、脳に残るような文字の形が良かったので、「YORTZ」っていいなと思って。

「YORTZ」に語源はないんですか?

ないです。
東欧の人物名みたいなイメージです。
あとは、例えば「サニーハッピー」とかにしちゃうと、明るくて楽しいみたいなイメージになっちゃうじゃないですか。
それに引っ張られて、アクセサリーも「明るくて楽しいものじゃないといけないのかな。」とか思っちゃいそうで。
私、もともとが「なんとも形容しがたい、リアルでちょっと不気味だけど、でもかわいい。」っていう、「キモかわいい」じゃないけど、そういう当てはまる形容詞がないようなイメージにしたくて。
「これって『YORTZ』っぽいよね。」みたいな。
リアルでなんとも言えないイメージ=「YORTZ」になればいいなって。
「リアルでちょっと不気味だけど、かわいさもある。」みたいな。
だから、どこにもない名前が良かったんです。
たまたまポワンポワンって思いついた中で、「YORTZ」ってパッと見て、イメージに残りやすかったので。
私たち日本人だから、例えば「Z」から来るイメージってあるじゃないですか。
「怪盗Z」とかあるから、なんかミステリアスなイメージだなとか。
「Y」って聞くと「ちょっと不気味なイメージがあるな。」と思って、それがちょうどよくまとまったのが「YORTZ」っていう。
人に言うときも「うんちゃらかんちゃら」っていうブランドよりも「YORTZ」って言った方が言いやすいので。
でも、一個失敗したなって思うのが、「Y」から始まるから何かに載る時にだいたい一番最後なんですよね。
でも、「A」って明るいイメージがありますよね。
Aが赤でBが青とか、そういうイメージがあるから、「Aは違うな。」と思いました。
でも、「YORTZ」はちょっと一番下過ぎたなって。




商品が売れ始めたタイミング

商品が初めて売れた時のこと

アクセサリーを作り始めたのはいつですか?

一応、2013年の1月から始めています。
それは同居人の子が買ってくれた時で、ちゃんと取引をし始めたのは会社を辞めた時で、2013年の10月です。
もっと前にハンズさんの取引は始まってますけど、会社員の空いた時間を使ってやっていたので、ちゃんと本格的に取り組めたのは2013年の10月ですね。

初めて自分が作った商品が売れた時の事って覚えてますか?

覚えてます。
「YORTZ」っていうアクセサリーブランドをやる前に友達とルームシェアをしていたんですけど、「私、アクセサリーやりたいんだよね。」って周りには言っていて、試作でいろいろ作ってたら、その友達が「私、今度友達の結婚式の二次会に行くから、こんな感じで今チーちゃんが作ってるアクセサリーでイヤリングか髪留めが欲しい。」って言ってくれて。
でも、私はまだ試作で作っているだけだから、商品としてはまだ出来上がってないのに、「私は買いたいから作って。」って言ってくれたんです。
何百円とか決して安い金額じゃなく、何千円とかするし、商品も見てないのに「私はチーちゃんが作るものはいいと思ってるから、私買いたいから作って。」って言ってくれて、それが「YORTZ」をやるきっかけになりました。
「あぁ、こんなに欲しいと思ってくれる人がいるんだ。」と思って。
やっぱり手で作ると材料代だけなので、美味しい果物を入荷して売るのとはまた違うじゃないですか。
0からなので、完全に私だけの力で作ったものを「欲しい。」って言ってくれる人がいるって。
それで、実際に本当に買ってくれて、結婚式の二次会に行って帰ってきてくれて、「あ、私でもできるんだ。喜んでくれる人がいるんだ。」って思ったから、「よし『YORTZ』やろう!」って思ったんですよね。
それが一番最初ですね。

一般の方が買ってくれたのはいつだったんですか?

そのあとにセレクトショップに卸すようになってからですね。
売り上げが上がっているので、お店のお客さんが買ってくれているっていうのが分かりました。
その時はもう、嬉しいしかないです。
でも、友達は「私」という人がいるから買ってくれたけど、お店で買う人は「私」っていう人はなしで、物とお店だけで買ってくれているので、それはそれで嬉しかったし、自信になります。
オンラインショップはもっとですね、実物は見れないので。

その時、イベントはまだ出してなかったんですか?

イベントは出してましたね、「2K540」に。
でも、セレクトショップの方が先ですね。
「2K540」の場合は、私が常にいたので、「私が描いてるんですよ。」とか「こんな風に使うんですよ。」とか、紹介して買ってくれているので、もちろん嬉しいんですけど、やっぱりアシストがあっての販売なので。
私が抜けて商品だけで、アシストもなかった場合に売れるのかっていう心配があったんですけど、そのセレクトショップとか違うところでもちょこちょこ売れ始めて。
「アシストがなくても売れる」っていうことが、びっくりしたし、嬉しかったし、自信につながりました。
基本的には自分が買う時も誰かに接客されることよりも、自分で選んで買うことが多いので、基本的にはそうじゃなくっちゃいけないなと。
アシストがなきゃ売れない商品だと弱いので、ちゃんと物だけで売れるのが理想形ですよね。




売り上げにつながった理由

売上につながった行動とは

どの行動が売り上げにつながったと思いますか?

ハンズさんだと思います。
ハンズさんに出て、「hands be」さんでお店をできたことと、渋谷PARCOさんのお取引が決まったことが大きかったですね。
ハンズさんのお仕事が来たのは、始めて半年くらいです。
そこからトントンって来たような気がします。

なんで最初の方に売れたと思います?

なんで売れたんですかね?
自分では判断ができないし、自分に自信がないから分からないんですけど、周りの人からは「ちょうどなかったジャンルだよね。リアルで不気味なアクセサリーって。」って言われました。
きっとどこかのブランドとかぶってたら負けちゃうけど、「かぶらなかったのが良かったんじゃない?」って周りの人には言われますね。

なぜ不気味でかわいいモチーフで、樹脂を使った製法で狙っていこうと思ったんですか?

狙っていこうとは思っていないんですけど、私自身それが好きだったからですね。
好きじゃない事をやるっていうことは、流行りとかに左右されてしまうので、それはできなくて。
例えば、好きじゃないのにお花を作る事はできないです。
お花は作ってるんですけど。
可愛らしいお花とか、パールとかリボンとかを作る事は出来なかったですね。

アクセサリーブランド「YORTZ」

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アクセサリーブランドを起業する方法

今回、「『YORTZ』というブランド名の由来と商品が初めて売れた時」というテーマでインタビューを行った中田チサ氏に、「アクセサリーブランドを起業する方法」をインタビューしました。
美大を卒業後、アーティストを目指して創作活動を行っていた下積み時代。
一度は夢を諦め、画材メーカーへ就職。
そこから、アクセサリーブランド「YORTZ」を起業するまでの人生を伺っています。
特に中田チサ氏が起業する際にどのように行動したのかに焦点を当て、4時間に渡ってお話を聞いています。
アクセサリーブランドに興味がある方や、ゼロからの起業・独立を考えている方にオススメの一冊です。


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