アクセサリーデザイナーとして独立を目指す人へのメッセージ

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アクセサリーデザイナーとして独立を目指す人へのメッセージ

アクセサリーデザイナーとして独立するにはどうすればいいのでしょうか?
アクセサリーデザイナーとして独立する為には、いろいろな方法があると思います。

今回、アクセサリーデザイナーとして独立した「YORTZ」の中田チサ氏に「アクセサリーデザイナーとして独立を目指す人へのメッセージ」というテーマでインタビューを行いました。

アクセサリーデザイナーとして独立した中田チサ氏だからこそ分かる苦労や、アクセサリーデザイナーとして独立する為に必要なものなど、アクセサリーデザイナーとして独立を目指す人へのメッセージを伺っています。

アクセサリーデザイナーの仕事に興味がある方や、これからアクセサリーデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです。




アクセサリーデザイナーとして独立を目指す人へのメッセージ

独立したい人へのメッセージとは

「アクセサリーデザイナーとして独立したい。」っていう人逹にメッセージをお願いします。

それは本当にあなたにしか作れないアクセサリーなんですか?

さっきも言ったけど、流行りをパクったような、誰にでも作れるようなアクセサリーで「アクセサリーデザイナーとして独立したいんです。」って言うんだったら、それは違うと思います。

「本当に世の中にないアクセサリーを作りたい。」と思って言っているのかどうか、もうちょっと自分で確かめた方がいいと思います。

だって、独立したって大変だもん。
誰も年金払ってくれないし。有休もないから。

本当に誰もやっていない仕事で、独立しか術がなかったら独立すればいいけど、もし会社に入ってもできる仕事だったら、会社に入ってやったほうがいいと思います。

独立って、いいことばっかりじゃ絶対にないから。




独立を選んだ理由とは

独立を選んだ理由

チサさんは、なんでアクセサリーデザイナーとして独立を選んだんですか?

自分が作りたいアクセサリーを他では作ってくれないから。

例えば、アクセサリーを作っている大きな会社で、自分のデザインを提案する方法もあるのかもしれないけど、それは私のブランドではなくて、その会社のブランド名で出るじゃないですか。

それに、そのブランドのコンセプトとか、流行とか、他の人の意見を取り入れてデザインを変えていかないといけないので、自分が100%好きなアクセサリーは作れないんです。

私は自分の100%好きなアクセサリーで挑戦したかったので独立したんですけど、例えば「マーケティングがしたい。」とか「アクセサリーをデザインしたい。」と思っても、独立する必要がなければ、「会社でやったほうが全然保証あるよ!」って思います。

有休だってあるし、福利厚生だってあるし、健康診断も受けさせてもらえるし。
調べてみると、「独立」って不利なことがものすごく多いです。

残業だってつかないし、自分で仕事取ってこないといけないし、退職金も出ないし。
だから、「独立って、かっこいい。」とか「独立すれば、100%利益がもらえる。」とか思うだけだったら、独立しないほうがいいと思います。

私だって有休欲しいもん。(笑)
退職金だって欲しいし、福利厚生だってほしい。

でも、そういう事もちゃんと考えて、それでも独立しか道がないんだったら独立すればいいと思います。

夢を見たい人が多いから、「独立」って言えば自分が社長になるし、周りでもそういう風に考えている人は多いので、そこはちゃんと考えたほうがいいです。

独立っていいことばっかりじゃないので。
年金だって、半分会社が払ってくれるんですよ!

国民年金、少ないですもんね。

40歳で死んだらもらえないし。
だったら会社にいた方がいいから、本当に計算し尽くして、独立するしか方法がなければ独立した方がいいけど、一攫千金を夢見てやるんだったら、独立しない方がいいと思います。

きっと、会社でもできることを独立してやったら、会社に負けると思います。

アクセサリーの分野で言ったら、会社でも作れるような、安い材料を使って、よくあるような典型的なデザインをしていたら、絶対量産型で中国で発注している会社に負けるから、福利厚生うんぬんじゃなくて、そういう面でも独立しない方がいいと思います。

同じものが1000円で買えるのに、ハンドメイドで2000円だったら、絶対1000円の方買いますもん。

それに、独立したら、電話線ひかないといけないし、住所も公開しないといけないし、誰も助けてくれないし、病気になったら治すしかないし、休めないし。
リスクがめっちゃありますよ、独立って。

独立しても、いいことって基本ないですよね。

独立したら、事務所も自分で用意しなくちゃいけないですしね。
怒ってくれる上司も、サポートしてくれる上司もいないし、尻拭いは全部自分だし。

1つミスしたら、誰もかばってくれないし。営業だって自分でするんです。
そういうリスクを全部背負ってもいい覚悟があるんだったら、独立してもいいと思います。




アクセサリーデザイナーとして独立する為に必要なもの

アクセサリーデザイナーとして独立する為に必要なものとは

アクセサリーデザイナーとして独立するのに必要なものって何ですか?

「恐れない事」って必要だと思うんですよ。

「私が展示会に出ていいのかな。」とか「この商品でこの値段をつけていいんだろうか。」とか考えちゃうと、前に進めないので。
ただ、恐れない事は必要だと思うんですけど、決して自信過剰にならないで、謙虚でいることと、努力を辞めないこと、あとは接客スキルがあることですかね。

作り手さんに「人と話すことが苦手」っていう人がいると思うんですけど、もし人見知りで接客が苦手だったとしても、できないからやらないんじゃなくて、それができるようになるか、それを補ってくれるパートナーを見つけることが大事だと思います。

私も昔人見知りだったので、嫌だったんですよ。知らない人と話すのが。
でも、なんとなくダメだと思っていて、人見知りをする自分が。だから、バーの仕事を始めたんです。

そうすると、カウンターの中なので、1対10ぐらいで話さないといけなくて。
初めて入ってくるお客さんも常連さんもいて、みんな話したい事とか趣味も違うけど、ちゃんと話す勉強をしようと思って、バーに入りました。

最初はすごく嫌だったんですよ、辞めたかったんです。
でも、お客さんはコンビニでお酒を買って飲むよりも、高いお金を出して来てくれているんですよね。
その+αを私が出せているのかって思うと、それは不安だったんですけど、「辞めちゃダメだ、逃げちゃダメだ。」と思って。

そう思って続けていたので、どこかで苦しいけど、練習することって大事だと思いました。
独立って、自分が苦手な事もやらないといけないと思っておいた方がいいと思います。
結局、独立したら全てを自分がやらないといけないので。

これだけは言っておきたい事ってありますか?

こんな偉そうな事を言っておいて、「YORTZ」が消えたらごめんなさい。

アクセサリーブランド「YORTZ」

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アクセサリーデザイナーとして独立する方法

今回、「アクセサリーデザイナーとして独立を目指す人へのメッセージ」というテーマでインタビューを行った中田チサ氏に、「アクセサリーデザイナーとして独立する方法」を伺いました。
幼少期にはどのような子供だったのか。
美大を卒業後、アーティストを目指して活動していた下積み時代。
一度は夢を諦め、画材メーカーへ就職。
そこから、アクセサリーデザイナーとして独立するまでの人生を、4時間に渡ってインタビューしました。
特に中田チサ氏が独立する際に実際にとった行動に焦点を当て、聞いています。
アクセサリーデザイナーを目指している方や、ゼロからの起業・独立を考えている方にオススメの一冊です。


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