「チェ・ゲバラ」という人物をご存知ですか?
Tシャツのプリントなどで顔を知っている人は多いですが、「チェ・ゲバラ」がどんな人物かはあまり知られていないですよね。
今回、アクセサリーデザイナーとして独立した中田チサ氏に「30歳でキューバ革命を起こしたチェ・ゲバラと自分の差」というテーマでインタビューを行いました。
28歳の時に「チェ・ゲバラ伝」を読み、「チェ・ゲバラ」のやったことやすごさに感銘を受け、自分との差を感じ、前向きになったエピソードを伺っています。
スポンサーリンク
目次
「チェ・ゲバラ伝」とは
「チェ・ゲバラ伝」って、そんなにいいんですか?
いいです!
ゲリラ戦とかをやって、キューバ革命を先導した「チェ・ゲバラ」の伝記です。
39歳でボリビアで亡くなっちゃったんですけど、「チェ・ゲバラ」は30歳ぐらいの時にキューバ革命をしているんです。
私、「チェ・ゲバラ伝」を読んだ時が28歳ぐらいで、しかも21歳ぐらいに買った本をずっと読んでいなくて、やっと読んだんですけど、「チェ・ゲバラ」は30歳でこんなことをしていて、「私、何やっているんだろう。」って思ったんですよね。
違う国でこんなにもいろいろとできている人がいて、「チェ・ゲバラ」は民衆を救って、私は民衆は救わないけど、「なんて何もやってないんだろう。もっとやれることはある。」って思ったんですよね。
「キューバ革命」が起こる前は、何主義だったんですか?
独裁政権でした。
独裁政権をクーデターで倒すんですけど、意見や話し合いで倒す事はできないんですよね、独裁なので。
そこを「チェ・ゲバラ」達反乱軍はゲリラ戦で戦っていって、国営軍の数を少なくしていって、国王を捕らえて倒すんですけど、戦争なんですよ、内戦。
「ゲリラ」っていう言葉も、そこが最初なんです。
それが事細かに書いてあって、別に私は命を削るわけではないし、軍事政権でもないし、独裁政権でもないので、ジャンルは全然違うけど、「1人の同じ人間なのに、こんなにできることがある人がいるんだ。」って。
「そんな寝られないくらいでグチグチ言っちゃダメだ!」って思ったんですよね。
比べちゃうと差が激しいですよね。
だって、「チェ・ゲバラ」と私は、脳みその大きさも大して変わらないし、体だって20cm30cmしか変わらないのに、「なんで『チェ・ゲバラ』にできることが私にはできないのか。」って。
その差って、「頑張っているか、頑張っていないか」の差だと思うんですよね。
自分ができることをフルの力でやっていないから。
すごい反省して、それで今は頑張っています。
寝なくても大丈夫。
多少ご飯が貧しくても大丈夫。
「ごめん、Tシャツでしか知らなかったよ!」っていう感じですけど。(笑)
よくTシャツになっているじゃないですか。
「Tシャツの人って思っててごめん!」みたいな。
スポンサーリンク
「チェ・ゲバラ」とは
「チェ・ゲバラ」って、確かに顔しか知らないですね。
「チェ・ゲバラ伝」には、「チェ・ゲバラ」の子供の時の事とか、学生時代の事が書いてあるんですよ、伝記なので。
「チェ・ゲバラ」はもともと医学生だったんです。
途中で会うんですよ、革命派の集団と。そこに感化されて。
「チェ・ゲバラ」は、もともとアルゼンチンの出身なので、キューバとは関係がないんですけど、ゲリラ軍と共にキューバに行って。
だから、「チェ・ゲバラ」ってキューバの人みたいになっているけど、出身はアルゼンチンなんですよね。
結局、キューバで独裁政権を倒して、自分達が主導権を握って、カストロ議長って今もいるんですけど、その人が総理大臣みたいなポジションになるんですけど、「チェ・ゲバラ」は外交とかを行う重要なポストをもらうんです。
それで、「チェ・ゲバラ」が外交とかをやっている時にボリビアが同じような状況で、軍事政権で独裁政権だったんです。
それを知った「チェ・ゲバラ」は、今度はボリビアを助けに行くんですね。
地位を全部捨てて。
またゼロに戻るんです。
でも、結局ボリビアで死んじゃうんですよ。
何が原因で死んじゃうんですか?
内戦で立ち上がった時に撃たれて。
ゲリラ戦をやっている最中に山の中で立っちゃって、ポコンって見えた時に撃たれて死んじゃうんです。
「チェ・ゲバラ伝」を読んで、「この人ゼロに戻った!」っていうのは衝撃的でしたね。
地位とか名誉のためにやっているわけじゃなく、ただ国民の生活を良くしたいっていう気持ちなんでしょうね。
「原動力は違うけど、こんなに頑張れる人がいるんだ。」って。
「甘い!私、甘い!」みたいな。(笑)
「チェ・ゲバラ伝」を読んで、本当にそう思いましたね。
「起業家×酒場」では、16人の起業家・フリーランスにインタビューを行なっています。
「Amazon kindle」で電子書籍として全文を読むことが可能です。
「Kindle Unlimited」では、無料で読むこともできます。
起業に興味がある方やフリーランスとして仕事を行いたい方におすすめの1冊です。