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手に職をつけるために資格浪人した司法書士の資格と仕事とは

手に職をつける為、資格浪人した司法書士の試験と仕事

司法書士の仕事とは、どんな仕事なのでしょうか?

今回、ラジオプロデューサーとして独立した相沢知宏氏に「手に職をつけるために資格浪人した司法書士の資格と仕事とは」というテーマでインタビューを行いました。

司法書士の仕事とはどんな仕事なのか、司法書士の試験の難しさ、司法書士を目指した理由などを伺っています。

司法書士の試験を受ける方や、これから司法書士の資格を目指す方の参考になれば嬉しいです。




司法書士の仕事とは

司法書士の仕事とは

司法書士とは、どんな仕事ですか?「カバチタレ」とかですか?

あれは「行政書士」です。(笑)

名前が似てるんですけど、あんまり「司法書士」が題材になっているドラマってないんですよね。

だいたい弁護士か行政書士ですよね。

司法書士は、弁護士と行政書士の中間ぐらいの職だと思ってもらえればいいかなと思います。

「司法書士」と「行政書士」の違いは何なんですか?

「司法書士を挫折した僕に聞かれても。」って感じですけど。(笑)

これ、ネットにアップされているのに適当なこと言えないので、詳しくは調べて頂いた方がいいと思います。

「司法書士と行政書士の違い」




司法書士の試験

司法書士の試験とは

相当難しいんですか、「司法書士」の資格を取るのは?

そうですね、難しいと思います。

司法書士の試験って、合格率4%なので。

ちなみに弁護士はどれくらいの合格率なんですか?

弁護士も司法書士と同じくらいの合格率なんですよ。

合格率だけで言うと「司法書士」も同じくらい難しいんですけど、実際に受けてみたら司法試験の方が難しいと思います。

長く勉強されている方が多いので。

僕が学生の頃は仕組みが変わっている頃で、「法科大学院」っていう制度ができたんです。

「司法試験が難しすぎるから、もうちょっと合格者を増やしましょう。」っていう法律改正が行われていたんですね。

今は逆に案件よりも弁護士さんが増えすぎちゃって、稼げない弁護士が出てきちゃってるみたいですけどね。

電車の中吊り広告に「弁護士の年収150万円」とか出てきてますけど、そういう元になった流れが10年ちょっと前に出てきた頃でした。

ちょうどその頃に司法書士の勉強をしていましたね。

一生懸命勉強して、ものすごい難しい試験に受かって弁護士になったのに、年収150万円だったら凹みますよね。

凹みますよね。

「何のために勉強したんだ。普通に就職しておけばよかった。」ってなりますよね。

弁護士も平均年収は高いと思うんですけど、中にはそういう弁護士さんも出てきてしまっているようですよ。

ただ、たぶんどんな仕事でもそうですよね。




司法書士を目指した理由

司法書士を目指した理由とは

なんで最初はスポーツ心理学をやろうと思っていたのに、「司法書士」っていう全く違う分野に行こうと思ったんですか?

理由は2つあるんですけど、まず1つ目の理由は、先ほどお話したように「手に職をつけたい。」っていう理由からです。

文系って、「手に職」ってあんまりないんですよね。たぶん理系の方が潰しがきくと思います。

文系って司法試験に受かるか、公認会計士に受かるくらいしか、「手に職」って思いつかないんですよ。

でも、僕あんまり数字が好きじゃなかったので、「公認会計士」は難しいなと。

話をさかのぼって話すと、もともと「将来食べていけるのかな?」っていう不安があったんですよ。

なんでそんなに不安だったんですか?

僕、今32歳なんですけど、自分が小学校6年生から高校生ぐらいまでのすごく多感な時期に、阪神大震災が起きたり、オウムのテロ事件が起きたり、大企業が潰れたりしたんです。

周りから「不況だ、不況だ。」って言われて育ってたんで、「自分が仕事に就く時って、怖いな。」っていうのが、若い時からあって。

物心ついた時から不安でしたね。

「つくば」っていう土地が、「研究学園都市」って言われていて、研究所とか大学が多い地区なんですよ。

すごいエリートの方がたくさんいる地区で。

そこで勉強を学生時代に最低限頑張ったんですけど、ずっと「どっちの方が偏差値が高いか。」とか「どっちの会社の方が業界で上か。」とか、「どっちの仕事の方が収入がいいか。」っていう競争社会だったんです。

そういう競争の中で揉まれて生きてきたので、高校生ぐらいの時に「もう疲れたな。」っていう気持ちがありました。

だから、司法書士を目指したんですか?

それに、父親が公務員をしていたので、すごく安定はしているんですけど、給料は安かったんですよ。

僕の父親はキャリアとか官僚ではなく、事務職の一公務員だったので。

だから、「公務員にもなりたくないな。」って。全部、消去法です。(笑)

「公務員もダメ、エリートでずっと競ってるのもダメ。」っていう。

それで、当時資格ブームだったので、「そうだ!資格を取れば、なんとか食べていけるし、安定するかな。」と思って、司法書士の仕事を選んだっていうのがありますね。

あとは、「どうせだったら人の役に立ちたいし、喜ばれたかった。」っていうのもあります。

司法書士もそうなんですけど、法律の仕事って「困っている人を助ける。」っていうイメージがすごくありましたし、お酒を飲みながら人と語るが好きなので、「司法書士とか弁護士みたいな法律系の仕事に就けば、人の悩みが聞けて、喜ばれる仕事なのかな。」って思ったんです。

その2つの理由で、司法書士の資格を選びましたね。

司法書士の資格浪人をして、その後どうなったんですか?

その後、出版社に入りました。

司法書士の資格は挫折しました。

本当に行くところまで行って。

資格浪人は、2年ぐらいしてましたね。2年浪人して、親に頭を下げました。

「すいません、僕はもうこれ以上勉強できません。司法書士の資格を取るのをやめます。」って言ったら、父親はカンカンでしたね。「出て行け!勘当だ!」って言われました。

「大学に入った頃から予備校費を払って、5〜6年近く勉強して、今さら『司法書士の資格をやめる。』ってどういうことだ!」みたいな感じで言われました。

ただ、母親の方は「あなたのやりたいようにやりなさい。」と言ってくれて、家の中に一番のアメと一番のムチがいるみたいな感じでしたね。

ただ、資格浪人をしながらいろんなバイトとか派遣の仕事をやっていて、それはそれで色々経験ができてよかったですね。