コンサルタント

起業で必要な「覚悟・目標・行動」と論語の「知・好・楽」

起業をする上で必要な「覚悟・目標・行動」と論語の「知・好・楽」とは

起業する上で必要なスキルとは何でしょうか?

今回、人材コンサルタントとして起業した安田剛氏に「起業で必要な『覚悟・目標・行動』と論語の『知・好・楽』」というテーマでインタビューを行いました。

起業する上で必要な「覚悟」、どこに目標を定めるかとそれに向かった行動、起業を目指す人に向けてのメッセージとして、論語の「知・好・楽」のお話などを伺っています。

起業を目指して行動している方や、「いつか起業したい。」と考えている方の参考になれば嬉しいです。




起業をする上で必要なスキル

起業する上で必要なスキルとは

起業をする上で必要なスキルはありますか?

基本どんなことでもそうですけど、起業する上で必要なスキルは「『これ!』って決めたら、諦めないでやる。」っていう「覚悟」だと思うんですよね。「覚悟」がないと弱いんですよ、人って。

私ももともと覚悟を持っていたわけではないんです。

でも、会社が倒産したり、両親が別れるっていう経験をすると、覚悟せざるをえないわけです。

他に選択肢がないので、覚悟せざるをえない。

私の場合は、覚悟せざるをえないものがないと、自分で覚悟ができなかった。

覚悟がないと、途中で挫折しちゃいますよね。

覚悟以外に起業する上で必要なものがあるとしたら「自分がこうなりたい、ああなりたい。」っていう気持ちで、全然いいと思います。

私なんて「30代になって起業をした時に、どんな夢を描けてたか?」っていったら、大した夢はなかった。

「コーチングの仕事で起業して、どうやって生きていくか?」ぐらいしか考えられてなかったと思います。

コーチングを通して、その人に幸せになってもらい、元気になってもらい、成果を上げてもらう、その先に何があるのか。




コーチングの手法「チャンクアップ」

コーチングの手法「チャンクアップ」とは

その先には何があるんでしょうか?

コーチングに「チャンクアップ」っていうやり方があるんです。

「やりたいことが実現がしたら何がやりたいですか、それが実現したら何がやりたいですか?」っていう作業を延々と繰り返すんですよ。

やりたいことを次々と突き詰めていくと、自分の中から思ってもないようなやりたいことが出てくるんです。

「こんな事ができたらいいな、もっとこんな事ができたらいいな。」みたいに、夢がどんどん広がっていくんですね。

「その夢が実現したら、その先に何をしたいのか。」っていうのを突き詰めていくと、その夢が全部プロセスになっていくんですよね。

例えばどういう事でしょうか?

例えば、スポーツの大会で県大会の優勝を目指しているところが、いきなり全国大会優勝はしないですよね。

毎年県大会優勝が当たり前になっていれば、関東大会優勝が視野に入ってきますし、関東大会優勝が当たり前になっていれば、全国大会優勝も視野に入ってきますよね。

常に「その先、その先」っていうのを考えていると、その目標に向かった日々の行動になるわけですよ。

でも、県大会の優勝を目標にして練習しているところは、県大会優勝のための行動しかしないわけです。

でも、もしその先の関東大会、全国大会を狙っていたとすると、全国大会で優勝しているチームをベンチマークしますよね。

少なくとも関東大会で優勝しているチームに練習試合を申し込むかもしれない。

そうすると、行動が変わりますよね。

だから「どこに目標を置いているか」っていうのは、ものすごい大事になるわけです。

確かに「どこに目標を定めるか」は大切ですよね。

それはギャップに打ちのめされるために目標を定めるわけじゃないんです。

高い目標を持ちながら、自分がなりたいモデルを見つけて、その人がやっていることをできるだけいろいろ調べまくる。

そして「その人だったら、起業してすぐの頃に何をしていたか?」っていうことを、常に自分の中でシミュレーションしながら行動してみることが大事だと思います。

「その人が、起業してすぐの頃、そういうことをやっていたんだったら、自分もやってみよう。ちょっとでも真似してみよう。」っていう行動をやり続けていって、その人に近づこうとすればするほど、日常の行動が変わってくるし、出会う人が変わってくるんです。

そこで出会った人に「私はこういうことをやってきたんですよね。」っていうのを伝えられると、さらに「あ、いいね。じゃあ、これもやるといいよ。」ってアドバイスをもらえたりするんです。

それは頭で考えているだけじゃなくて、日々の行動が変わっているか変わっていないかなんですよね。

「それは何のための行動か」なんですよね。

自分が思う「何のために」を設定して、そのための行動をやり始めると、出会う人も変わるし、自分の質も絶対上がるので、起業を目指すのであれば、とても大事なことだと思います。




論語の「知・好・楽」

起業を目指す人へのメッセージ

最後に「起業したい」という人にメッセージをお願いします。

私「論語」が大好きなんですね。

起業したい人に1つ言葉をプレゼントするとすれば、聞いたことがあるかもしれないんですけど「知・好・楽」っていう言葉があります。

「之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」って読むんですけど。

「知る、好む、楽しむ」

つまり「知っているだけの人より、好きでやっている人のほうが優れている。好きでやっているだけの人よりも、楽しんでやっている人のほうがもっと優れいている。」という意味です。

起業する際に「この『知る、好む、楽しむ』の3段活用を意識するといいですよ!」っていうことは伝えたい!

「楽しんでやっている人が一番強い」っていうことですか?

そういう事です。

この「楽しむ」は、人から見ると「めちゃくちゃ頑張ってますね。」っていうことだったりするわけですよ。

例えば、iPS細胞で有名な山中教授。

ああいう研究をやっている人って、研究をしていることが楽しくってしょうがなくてやるわけじゃないですか。

端から見ると「うわぁ、そんな作業を何時間もやるなんて、大変ですね。」っていう部分も、本人からすると楽しくてしょうがないんですよ。

ようは「楽しめているかどうか」

研究者の中でも中途半端な人だと「今日も何時間もやってるのに全然変わらないよ、結果。」って考えてしまうんですね。

楽しんでやっているか、そう思ってやっているかは、全然違うわけですね。

だから「知るよりも好む、好むよりも楽しむ」なんですよ。

「楽しむ」っていうのは「どれだけ目の前にあることに没頭できているかどうか」

「目の前にあることに没頭する。」って、難しいですよね。

今、目の前のことに没頭できていない人に、起業して大成することはありえないと思いますよ。

だから、どんなに最初はつまらないと思っていても、目の前のことに没頭してやりきって、初めて「これは違うかな、そうじゃないかな。」っていうのが分かるので、とにかくやってみるしかないんですよね。

やる前から、ついつい考えちゃうんですよね。

でも、目の前に何か課題があるとしたら、まずはそれに没頭してみる。

没頭すると、より深く知ることができるから好きになる。

好きになって、やればやるほど楽しくなってくる。

そうすると視界は絶対変わってきます。

起業じゃない、何か小さなことでもいいので、没頭してやってみてほしいなと思います。

新たな自分にも出会えるので!

ありがとうございました。

ありがとうございました。

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