自分に自信がありますか?
昨今、自分に自信がないという人が増えているように感じます。
今回、美容師として独立した板倉貴宏氏に「自信をつける方法」というテーマでインタビューを行いました。
自分に自信をつける方法や、やりたいことを見つける方法などを伺っています。
自分に自信が持てない方や、やりたいことが見つからない方の参考になれば嬉しいです。
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目次
自信があったか
初めての独立だと思うんですけど、うまくいく自信はあったんでしょうか?
自信とかは考えた事ないですね。
自信があるないに関わらず、「自由でいたい、枠の中にいたくない。」という気持ちでした。
「もし枠があるんだったら、自分が作りたい。」と思っていました。
自信があるかないかって言われたら、そこはやっぱり考えていきますよね。
自分の持ち味、要素を考え始めます。
いい考えも浮かぶんですけど、同時に「本当にそうなのか、お前。」っていう考えも出てきますよね。
「ブラック俺」と「ホワイト俺」みたいな。(笑)
でも、結局ブラックが強いんですよね。
「不安」ってすごく強いじゃないですか。
今だからそう思うんですけど、そこを考えるのって無駄なんですよね。
自信があるかないかを考える事がですか?
はい、無駄でしたね。
そう考えた時点で、自分の経験でしか頭って働かないじゃないですか。
でも、未来の事って経験してない事なんですよ。
今、自分の経験だけで考えてるから、そりゃあいい事なんか考えられないですよね。
やった事がないことに対しては、常にブラックが強いんです。
人から心配されるような事はなかったですけど、お金の心配は絶えずあって、やっぱり怖かったですね。
でも、「始まったからやるしかない。」っていう。
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自信をつけるにはどうすればいいでしょうか?
漠然とした自分の未来像って考えます?
その未来像っていいか悪いかで言ったらどっちですか?
僕は想像する未来像っていいんですよ。
その未来像をどれだけ信じていられるかどうかだと思います。
そこに行き着くまでの過程はどうなるか分からないし、いろんなことがあると思うんですけど、でも漠然といい方向に考えてるわけじゃないですか。
たぶんそうなるんですよ。
漠然と考えたことって、そうなるような気がします。
今、なんらかの不安があるのは、自分で作り出しているだけだと思うんです。
一人SMですよね。(笑)
先の事が分からないから、とりあえず不安要素を並べるわけですよ。
本当は素晴らしいものになるかもしれないのに、ここから先の事は分からないですから、何が起こるかを今までの経験した知識のみで並べていくんですよね。
「こうなってああなって、こうなってこう!」みたいな。
でも、それって自分の想像でしかないですよね。実際にはやってみないと分からない。
悪い事のほうが考えやすいので、それで不安になるわけです。
もう、一人SMですよね。自分でムチ打って「あぁ〜!!」みたいな。(笑)
例えば、「家に帰ってお風呂に入ろう。」と思っているのに、「本当に家に帰ってお風呂に入れるんだろうか?」とか「途中で事故にあって、家にたどり着けないんじゃないか?」と思うのと一緒ですよ。
確かに、何かをやる前から「うまくいかないんじゃないか。」と思うことはよくありますよね。
そう思ってもしょうがないんだと思うんですよね。
「やってみないと何事も分からないんだよ。」っていうのを、ちょっとでも頭の片隅に置いておければ、自信につながるのかなと思います。
お客さんからお話を聞いたりとか、いい事を言ってもらったりする時があるんですよ。
それを自分なりに解釈して考えると、スコーンと抜ける時があるんですよね。
悶々としている日々の中で、常に不安と戦いながらやっていたりして。
でも、悩みのほとんどは自分で作っているような気がします。
だから、第三者の言葉がすごく響いたりするんでしょうね。
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自信をつけるには
「自信がない」という人が多いように感じるのですが、どうすれば自信をつけられるのでしょうか?
まずは先の事より今を見る事が大事だと思います。
あまり先の事を考えると、分からなくなっちゃって、自信がなくなるんじゃないかなと思います。
「進路をどうするか」とか「将来、何になりたいか」っていう事に迫られると思うんですけど、それよりも「今、何をしたいか」っていうのを大切にして欲しいですね。
「今、何をしたいか」を追求していくと、自信につながるのかなと思います。
例えば高校生だったら、大学に行きたいのか、専門学校に行きたいのか、就職したいのか、はたまたフリーターとしてアルバイトしたいのか、まずそこから考えてみるっていうのはどうですかね?
「東京の子供達って、すごい大変だな。」って、地方人としては最近よく思います。
幼稚園から始まるじゃないですか、将来に向けての動きが。
どこの中学に行くための小学校、どこの小学校に行くための幼稚園みたいな。
親は子供の将来を想っていろいろ選択肢を与えるんですけど、子供がなりたいものって、「どこの高校に入りたい」とか「どこの大学に入りたい」とか、そんなこと思ってないんじゃないですかね。
鼻水垂らして「サッカー選手になりたいです。」っていう、それくらいの動機でいいんじゃないかなって思います。
将来が「サッカー選手」って決まってるから、「サッカー選手になるために、今この学校に行っときましょう。」とか「留学しましょう。」という考え方になるんですよね。
でも、特に決まっていない場合って、目的地がないわけですよ。
目的地がないとしても、例えば高校生で「大学に行きたい。」と思ったら受験するわけじゃないですか。
「受験勉強をする」っていう過程を通して大学に行きたいのか、今はまだ学歴社会ですけど「そんなの関係ないよ。」ってアルバイトをしてお金を稼ぐのか、「今、何をしたいか」に尽きるのかなと思います。
迷ってるんだったら、別に先の事なんて考えなくていいような気がします。
その進んだ先に、例えば「アルバイトを選んだんだけど、大学に行かないと入れないような企業に実は入りたかった。」ってなった場合、なんとかしてその企業に入る方法を模索するのか、潔く諦めるのか、そこですでに「責任」が生まれるんですよ。
何かに頼らなければいいんじゃないですかね。
企業に入る事がステータスなのかもしれないですけど、「企業に入って何をしたいのか。」っていうところが大切なのかなと思うんですよね。
だから、もっと行き当たりばったりでいいような気がします。
今のお母さん達に怒られるのかもしれませんけど、今したいことをする方が幸せじゃないですか?
「先の事を考えて今を我慢する。」のもいいのかもしれませんけど、「幸せな生き方なのか?」っていうと、必ずしもそうではないのかなと。
本当にそこに行きたいのかどうかが重要な気がします。
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