訪問マッサージ事業で独立するために準備した事とは

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訪問マッサージ事業で独立するために準備した事

訪問マッサージ事業で独立するには、どのような準備が必要なのでしょうか?

今回、鍼灸マッサージ師として訪問マッサージ事業で独立した齋藤大輔氏に「訪問マッサージ事業で独立するために準備した事とは」というテーマでインタビューを行いました。

訪問マッサージ事業で独立する際の準備、訪問マッサージ事業を断られた理由、ビジネスパートナーとの関係、訪問マッサージ事業で独立する際に必要なものなどを伺っています。

訪問マッサージの仕事に興味がある方や、これから訪問マッサージ事業で独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。




目次

訪問マッサージ事業で独立する際の準備

訪問マッサージ事業で独立する際の準備とは

「個人で独立しよう。」と思ってから準備したことはありますか?

独立するための準備は、お金に関してはマネージャーさんに用意していただいて、情報に関しては自分で取りに行きました。

周りで訪問マッサージ事業をやっている先輩とか、友達に話を聞きに行きましたね。
内容でいうと、事務的な手続きのこととかを聞きに行きました。

例えば、訪問マッサージ事業で独立して、保険適用を申請してお金が入るまでの流れとか、仕組みを聞きました。
あと、どういうところから営業していくのかとか。

あとは、訪問マッサージとか独立に関する参考書を読んだりもしましたね。
人と本ですかね、情報は主に。

訪問マッサージ事業で独立するのに、何か必要な物ってあるんですか?

そうなんですよ、訪問マッサージ事業で独立するのに、ほとんど物が必要ないんですよ。
基本的に、自分の身1つあれば独立できるんです。

基本、患者さんのご自宅のベットか布団で施術するので、バスタオルは患者さんに用意してもらって、僕は身1つで行って施術するだけですね。

独立してすぐは、デイサービスの自転車を借りていたんですけど、今は自分の自転車に乗ってます。
最初、補填できるものは全部借りてましたね。雨の日はカッパ借りたりとか。(笑)

雨の日に車を借りた事もあります。
でも、独立するのにほとんどお金がかからないんですよ、訪問マッサージ事業って。

初期費用がほとんどかからない事もあって、デイサービスの会社にプレゼンしたんですよね。
「お金かからないですよ。」って言って。身1つあればできますからね。

「独立しよう。」って決めて、独立するまでどれぐらいの期間があったんですか?

「独立しよう。」って決めてから、1ヶ月ぐらいです。
7月に開業届を出して、その1ヶ月前にプレゼンがあったので。

プレゼンまでの準備期間も1ヶ月ぐらいですね。
独立を考え始めてから、2ヶ月で開業届を出しました。

独立するでのスピードが早いですよね。
それで初めての患者さんと契約したのは11月なので、独立して4ヶ月で売り上げが立ち始めました。そこ、けっこう間が空いてるんですよね。




訪問マッサージ事業を断られた理由

訪問マッサージ事業を断られた理由とは

今考えると、なんで社長さんは訪問マッサージ事業の話を断ったと思いますか?

会社の方針と違ったからじゃないですかね?
その会社自体が非効率なやり方をしているんですよ。

「もうちょっと効率よくやればいいのに。」と思います。

デイサービスの会社の事業規模はどれくらいなんですか?

デイサービス1店舗で、月の売り上げが300万円程度じゃないでしょうか?
それが2店舗ありました。
デイサービスの会社は女性の社長だったんですよ。旦那さんはドクターだったみたいです。

プレゼンした訪問マッサージ事業の年商は、どれぐらいを予定していたんですか?

鍼灸マッサージ師1人の売り上げが月50万円として、鍼灸マッサージ師を3人雇ったら150万円×12ヶ月分が売り上げ。そこから経費を引いた金額ですね。

そう考えるとデイサービスで7200万円+訪問マッサージ事業で1800万円、ちょうど年商1億円ですね。しかも元手がそんなにかからないと。

だから、悪くない事業だと思ったんです。

その社長もちょっと変わっている人だったんですよ。
いい社長さんに巡り会えてない感じがありますね。

自分が社長になるしかないですかね。(笑)

ビジネスパートナーとの関係

独立した時、一緒に始めたもう1人の方は何をされている方なんですか?

もう1人の人もそのデイサービスの会社の人で、別事業の訪問介護をやっている人なんです。
そのマネージャーと先輩後輩の仲で、同じぐらいの立場の方なんですけど、2人とも今の会社に満足していなくて、「もっといろいろやれるだろう。」って思ってるんです。

「僕を応援したい。」っていう気持ちもありますけど、向こうも「僕を利用して何かやりたい。」っていう感じなんですよ。僕もそれは分かっています。

でも、そういう気持ちで接してくれる人って、なかなかいないじゃないですか。
だから、お互いに利用して高め合えればいいかなと思って。それで「2人を受け入れた。」っていう感じですかね。

3人でやり始めたのに、最初から「法人にしよう。」っていう話にはならなかったんですか?

「法人にしよう。」っていう話もありましたね。
でも、他の2人は正社員じゃないですか。

なので、そこまで深く僕に関われないっていうのがあって。
その時はどれぐらい売り上げが伸びるか、どれぐらい協力できるかも分からなかったので。

もちろん「ゆくゆくは法人にする。」っていう気持ちはありましたけど、「最初は個人事業として売り上げを見たい。」っていう気持ちもあったんじゃないですかね、向こうは。

僕も「訪問マッサージ事業がどれぐらいうまくいくか。」っていうのは知りたかったですし、「ゆくゆくは法人にする。」っていうのは元々考えていましたね。




訪問マッサージ事業で独立する際に必要なもの

訪問マッサージ事業で独立する際に必要なものとは

自分で「訪問マッサージ事業で独立する。」ってなった時に、どれぐらいのお金がかかりました?

訪問マッサージ事業で独立した時に使ったお金は5〜6万円ぐらいですかね。

まず、事業所の家賃ですね。デイサービスの会社の社長の社宅があるんですよ。
ちゃんと整備しないと住めないような場所なんですけど、住所だけ借りたんです。

その会社内じゃなくて、個人で訪問マッサージ事業をやる代わりに「毎月1万円払って、住所を借りる。」っていう契約をさせてもらいました。

それと電話代。
一応、「03」の電話線を引いたんですよ。
それが自分の携帯に転送されるように設定して。

それはその住めない部屋に電話線を引いたんですか?

はい。でも、ただ電話線を挿すだけなので。
「『03』の電話番号を持っていた方が信用度が高いかな。」って思って。

「03」の電話番号って、工事費入れると最初は1万円前後はしますけど、月3000円で「03」の電話番号は引けますよ。NTTに連絡すれば。

電話機を買ってきて、電話線に入れるじゃないですか。
それでNTTに電話して、電話機にかかってきた電話を携帯に転送するように設定して、月3000円です。

あとはチラシと名刺を作りました。
それと、鍼灸の針の備品を1万円分ぐらい買いましたね。

それと、交通費ですね。
最初は運転資金として月5万円くらい借りて、訪問マッサージ事業を始めました。

訪問マッサージ事業って、初期費用5万円くらいでできるんですね。

訪問マッサージ事業で独立するのに、5万円かからないですね、節約すれば。
なかなか5万円で始められる事業ってないですよね。

チラシは何に使ったんですか?

営業の時に配ります、名刺と一緒に。
「何かあったらここに連絡ください。」みたいな感じで渡しています。

チラシは常に持ち歩いていますよ、何かあった時に営業ができるように。
チラシは結構刷りましたね、最初に何百部とか。ただ誤字が多かったんですけどね。(笑)

もし唐突に患者さんに「紹介してほしい。」って言われた時に、チラシと僕のプロフィール、料金表、同意書、先生への手紙、これを一式でお渡ししています。

ちなみに、自宅を事業所にすることはできないんですか?

そうなんです、自宅も事業所にしています。
1人でやってますけど、事業所は今2つあるんです。

杉並区と実家を事務所として登録しています。
地元で「訪問マッサージを受けたい。」っていう人がいて、その人用に自宅も届け出を出したんですよ。

今、浦和と杉並区に患者さんがいて、そこを行き来しているっていう感じですね。

訪問マッサージ事業で独立して、一番初めにしたことってなんですか?

チラシ、名刺、印鑑を作りましたね。
保険請求の時に印鑑も必要なんですよ。

印鑑屋で売っている普通の印鑑でも大丈夫なんですけど、一応訪問マッサージ事業用の印鑑を作りました。
印鑑も1万円もしないくらいで作れます。

事業用の印鑑と自分の印鑑と、その他合わせても1万円もしなかったですね。

プレゼンした時は、コンセプトとかターゲットとか、事業計画を立てたんですか?

そうですね、ある程度は立てました。

あんまり細かくは立ててないですけど、「これだけ患者さんがいて、鍼灸マッサージ師1人が1日これだけ回ったら、これぐらいの売り上げがあがります。鍼灸マッサージ師を何人雇うと、月にこれぐらい売り上げがあがりますよ。そこから経費を引いたら、利益がこれぐらいです。」

っていうプレゼンはしましたね。

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訪問マッサージ事業で独立する方法

今回、「訪問マッサージ事業で独立するために準備した事とは」というテーマでインタビューを行った齋藤大輔氏に「鍼灸マッサージ師として訪問マッサージ事業で独立する方法」を伺いました。
埼玉県浦和市で生まれ育ち、サッカー漬けの学生時代。
トレーナーを目指し、トレーナーの仕事に関わるも、違和感を感じ挫折。
そこから、鍼灸マッサージ師として訪問マッサージ事業で独立するまでの人生を、インタビューしています。
特に齋藤大輔氏が訪問マッサージ事業で独立する際に実際にとった行動に焦点を当て、詳しく聞きました。
訪問マッサージ事業に興味がある方や、鍼灸マッサージ師として訪問マッサージ事業での独立を考えている方にオススメの一冊です。


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