ラジオ番組の企画から収録までやるラジオプロデューサーの仕事とは

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ラジオプロデューサーの仕事とは

ラジオのプロデューサーとは、どんな仕事なのでしょうか?

今回、ラジオプロデューサーとして独立した相沢知宏氏に「ラジオ番組の企画から収録までやるラジオプロデューサーの仕事とは」というテーマでインタビューを行いました。

ラジオプロデューサーの仕事とはどんなものなのか、ラジオ番組の制作の流れ、ラジオのプロデューサーという職業についてなどを伺っています。

ラジオプロデューサーという職業に興味がある方や、ラジオの仕事に就きたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。




ラジオプロデューサーの仕事

どんな仕事をしていますか

今はどんなお仕事をされているんですか?

今はラジオのプロデューサーの仕事をしています。
例えば、ラジオ番組にはビジネスマン向けの番組、婚活、健康、コミュニケーション、語学、スポーツ系、エンタメなど色々あるんです。
そういったラジオの番組作りをしていますね。

今、都内の木場駅にある「レインボータウンFM」と、神奈川の武蔵小杉にある「かわさきFM」で、幾つかのラジオ番組のプロデューサーをさせて頂いています。

ラジオのプロデューサーさんっていうのは、実際にどういうことをやるんですか?

流れとしては、まず放送枠っていうのがあるんですよ。
テレビでイメージして欲しいんですけど、毎週何曜日の何時から何時まで番組をやることになったとします。
そこの放送枠で「どんなラジオ番組を作ろうかな?」って、企画を立てるんですね。

企画が先にあって、そこから人を選ぶ時もありますし、「一緒に番組ができそうだな、面白そうだな。」っていう人がいてから、企画を考えるっていう場合もあります。
基本的に「企画を考えて、人を探して、出演者さん・スポンサーさんとの調整をして、実際にラジオ番組を通して情報を発信していく。」っていう一環の流れを全部やるのが、ラジオプロデューサーなんですね。

細かいことでいえば、台本をどうするとか、局との調整もありますし、スポンサーさんや出演者さんとのスケジュール調整もあります。
キュー出しするとか、タイムキーパーみたいなことをしたり、どんな曲を流すかとか、一通り大きな事から細かい事まで決めていくのがラジオプロデューサーの仕事ですね。

例えば「こういう企画をやりたい。」と思って、どうやって人を呼んでくるんですか?

僕は今のところ、人が先にあって動いているので、まずその人に1対1でアプローチをしますね。
その人に合う企画を考えて、企画書を持ってお話をするというのが流れです。

でも、やってみて分かった事は、「ちゃんとその人に向けて作った企画書を持っていくと、けっこう喜ばれるな。」っていうのは思いました。

その人の事を考えて企画書を作っているわけですから、少なくともその人の事を考えた時間とか想いっていうのは伝わるので、やるやらないは別として、そこはちゃんと受け入れてもらえるなと。無下にはされないですよね。

基本的には決める事がプロデューサーの仕事なんですか?

いろいろな事を決めて、実際に一緒にやっていくのもプロデューサーの仕事ですね。
実際、収録の場所にもいますんで。
誰かと一緒にやることもあります。

「ラジオ番組」って1人じゃできないじゃないですか。他にどういう人がいて、どんな関係性なんですか?

ラジオ局によっても設備とか違うと思うんですけど、東京のレインボータウンFMでは、スタジオで収録する場合であれば、機材も全部自分が使って、BGMをかけたりもします。

あとは、自動のカメラがスタジオ内にいくつかあるので、それが生放送で流れたりもします。
カメラがない場合は、自分でスマートフォンで撮影をして、あとで収録した音を合わせて、ネットで配信したりしていますね。

僕の場合は、音の機材も操作しますし、映像の編集もしていますね。




ラジオ番組制作の流れ

ラジオ番組を制作する流れとは

相沢さんが「ラジオ番組を1本作ろう。」ってなったら、まず何をやって、どういう流れで進むんですか?

まず、僕の場合はラジオ番組を一緒にやりたい人を探しますね。
一般には募集してないので、実際にお会いしたことがある方や、オンラインで問い合わせがあって、面談することもあります。

自分の想いがあって、専門分野ややりたい事をどんどん情報発信されている方、もしくは何かに秀でている方や得意分野を持っている方を探しますね。
それで、少し時間を取って頂いて、「誰々さんと一緒に、こういう企画をやりたいと思っているんです。」っていう話をして、話に乗っかってくれれば、そこから話がスタートします。

その後は「スポンサーさんをどうしようか。」とか「どんな番組内容でやりたいか。」を決めていきます。
例えば「ブログやFacebookで、こういうこと発信されてますよね。こういう内容でどうですか?」って提案をしたら、「そうですね。」ってなることもあれば、「いや、実はこういう内容でラジオをやりたいんです。」となる場合もあります。

「そもそもラジオを使って何を発信したいのか。」とか「その人がどういう風になっていきたいのか。」とか、まずはそういうところからお話を聞いていきます。
番組の内容が決まれば、収録の日付や曲選び、出演者やゲストさんを選んだりという打ち合わせをしていく感じですね。

打ち合わせをして、内容がある程度決まった後はどうなるんですか?

あとは収録ですよね。
わりとみなさん打ち合わせして、すぐに収録を行います。

だいたいラジオに出る方って、何か積極的に活動されている方が多いので、すぐに喋れる方が多いんですよ。
もしくは喋りたいことがある人が多いので、ある程度打ち合わせしたら「もう撮っちゃいましょう。」って、撮っちゃうことが多いですね。

「収録」と「生番組」って、どれぐらいの比率なんですか?

出演者の都合によりますね。
ラジオ局の方針にもよると思うんですけど、半々ぐらいなんですかね。
番組によって、全然違います。

毎回生放送の方もいれば、毎回事前収録の方もいますし、そもそも毎回スタジオで録らない人もいます。
会議室で録って、そこに音を当てて放送するっていう。
「音をあてる。」っていうのは、喋っている声にBGMをつけるっていうことですね。

データを送っちゃうっていうこともありますね。




ラジオのプロデューサーとは

プロデューサーはラジオ局の人ではない

ラジオのプロデューサーって、ラジオ局の人じゃないんですか?

ラジオ局の人じゃない人もいますね。
例えば、J-WAVEとかでもたぶんいると思いますよ、フリーの人は。

僕も最初、ラジオのプロデューサーって、ラジオ局の人だと思ってました。
だから、僕も最初に声をかけてくれた方が、ラジオ局の人だと思ってたんですよ。
でも、話を聞いていたら全然ラジオ局の人じゃなくて。

その方は、もう10年くらいラジオのプロデューサーをしてるんです。
もともとラジオのゲストで出て、それがきっかけでラジオのプロデューサーの仕事をやることになったみたいなんです。

本業のかたわら、ラジオのプロデューサーの仕事をやっているっていう。
すごくしっかり仕事をやられてますけど。

たとえば、テレビでも脚本家とか放送作家の方も、テレビ局の人もいれば、フリーの人もいますよね?
たぶんそういうイメージだと思います。でも、不思議ですよね。

ちなみに「プロデューサー」と「ディレクター」の違いって何なんですか?

分かりやすく言うと、プロデューサーは社長みたいな感じで、ディレクターは現場監督みたいな感じですね。
大雑把に言うと。

「ディレクター」は、収録をする時とか放送をする時に、現場で「じゃあ、みなさんどこに座ってください。」「マイク入れました、喋ってください。」「何分まで曲流して、はい終わり。」っていうのを、全部仕切るのが仕事なんですよ。
「プロデューサー」っていうのは、そもそも局とのつながりがあって、「どこの枠で放送します。」と決まったら、「月に何回、この人が出番ね。」とかそういうところから始まって、お金のやり取りとか全てやるのが仕事です。

大きな違いは、責任の所在が違うところですね。
映画の企画をする人と、監督との違いみたいな感じだと思います。

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ラジオプロデューサーとして独立する方法

今回、「ラジオ番組の企画から収録までやるラジオプロデューサーの仕事とは」というテーマでインタビューを行った相沢知宏氏に「ラジオプロデューサーとして独立する方法」を伺いました。
つくばという土地で競争社会に疲れ、「人間関係」と「将来の仕事」で悩んできた学生時代。
大学から予備校に通い始めた司法書士の資格を挫折した資格浪人時代。
出版社への就職や講師の仕事を経験後、ラジオプロデューサーとして独立するまで人生を、インタビューしています。
特に相沢知宏氏がラジオプロデューサーとして独立する際に実際にとった行動に焦点を当て、4時間に渡ってお話を聞きました。
ラジオプロデューサーという職業に興味がある方や、ラジオプロデューサーとして独立を考えている方にオススメの一冊です。


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