世界一周に興味はありますか?
今回、30歳で世界一周を経験した高田裕明氏に、世界一周について伺いました。
世界一周をしてみてどう感じたのか、世界一周はどうなのかをインタビューしています。
世界一周に興味がある方や、世界一周を目指している方の参考になれば嬉しく思います。
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目次
世界一周とは
世界一周ってけっこうお金がかかるんじゃないですか?
世界一周はそれなりにお金はかかりましたね。
でも、かかると言っても貧乏旅行をしたので、皆さんが思っているほどの金額はかからなかったですね。
「世界一周に行くには、100万円ぐらいないとダメだろう。」と思ってたんですけど、貯めるタイミングが遅すぎたんですよね。
7月に世界一周に出発したんですけど、3月に50万円ぐらいあったんです。
「あと3ヶ月あれば貯まるだろう。」と思ってたんですけど、結局4月に本の出版が決まって35万円持っていかれるわけですよ。
それで、フィリピンの留学で15万円ぐらい持っていかれたんですよね。
なので、5月25日の給料日の何日か前は、貯金が3万円ぐらいでしたね。
そこから何十万、何十万、何十万と3ヶ月で貯めましたね。
3ヶ月分の給料で世界一周に行ってきました。
結局80万円ぐらいだったと思います。
途中で金融に投資していたお金を現金に戻したので、それも含めてですけどね。
どれぐらいの期間、世界一周に行ってたんですか?
4ヶ月ぐらいですね。
28歳の時にインテリジェンスに入って、30歳で辞めて、世界一周に行きました。
世界一周の定義は色々あると思うんですけど、僕の中では「左から出て右から帰って来たら世界一周じゃないか。」っていう定義で行きました。
行った国はアジア・ヨーロッパ・アメリカで18ヶ国ですね。
世界一周はどんな感じで進んで行ったんですか?
まずはフィリピンに入りました。
僕、「TOEICを受けたら、それなりにできるだろう。」と思って受けたら、点数が255点だったんです。
1000点満点中255点なんですけど、4分の1しか取れなかったという。
TOEICってマークシートの4択なんですけど、確率的には適当に書いても250点前後は取れるんですよね。(笑)
TOEIC受けるまでは「英語がそれなりにできるんじゃないか。」と思ってたんですけど、「これじゃ、世界一周してもしょうがないな。フィリピンで語学留学からスタートしよう。」と思って、まずはフィリピンに行って、1ヶ月語学留学したんです。
それで、英語を勉強したら英語が伸びると思ったら、別枠で本を書くことが決まっていて。
本を出版することが決まった状態で世界一周に行ったので、フィリピンで昼は英語を勉強しながら、夜に出版の執筆をしていたんです。
夜は日本語の勉強をしていたので、中和されて英語が喋れない状態で1ヶ月が終わってしまいました。
そのあとは、ベトナムに行って、カンボジア、タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、飛んでトルコ、ギリシャ、イタリア、オーストリア、チェコ、ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、スペイン、アメリカですね。
これで18ヶ国ですね。
南米も行きたかったんですけど、「本の出版が2ヶ月早まる」っていうトラブルが起きて、行けずに帰って来ちゃったんです。
すごく残念なんですけど、また今度行こうかなと思ってます。
マチュピチュとか行ってみたいです。行かないのはちょっともったいないので。
世界一周をして、一番良かった国はどこでしたか?
僕はイタリアでしたね。
結局、世界一周に行ったと思ってたんですけど、世界の友達の家に遊びに行っただけだったんですよね。
18ヶ国に友達がいるわけではなかったですけど、アジアには基本全部いて、友達のところに遊びに行ったみたいな感じでした。
友達は世界に飛び立ってたんですよね、先に。
イタリアのローマにも友達がいて、結局ローマに1週間ぐらいいたんです。
友達の家に住みながら、遊んでいたので、面白かったですね。
ローマっていう国の雰囲気もすごい素敵でよかったですし、ジェラートもピザもパスタもティラミスもうまいし、美味しいものがいっぱいありましたね。
イタリアは本当によかったです。
ただ、カンボジアが気になったので、カンボジアでビジネスを始めました。
でも、女の子だったら、チェコのプラハは大好きだと思います。
チェコのプラハは地味で知名度が低いんですけど、すごい綺麗でお城があったり、街がすごいキラキラしてるんですよね。
カンボジアでのビジネスはこちらから
就職コンサルタントの仕事とは
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世界一周の感想とは
世界一周に行ってみて、どうでした?
正直言うと、4ヶ月ぐらいで飽きてしまったところもあって。
「世界一周」って夢だったんですけど、「みんなが言ってるしな。俺も言っとこう。」みたいな感じで無理矢理作った夢だったんで、実際に世界一周に行ってみたら一人旅が面白くなかったんですよね、僕にとって。
一人で寂しいし、感動も共有できないし、4ヶ月ぐらいで「世界一周、一人で行ってもしょうがねぇな。」って思い始めてて。
それで、「帰国してこい。」っていう連絡があったんです。
本の出版があったので、帰国しないといけなかったんですよね。
タイミング的にはちょうどよかったのかなと。
世界一周を他の人にも勧めたいですか?
いや、世界一周はあんまり勧めたくないですね。
お土産を買うと重たくなるので、全然買えないんですよ。
「お土産買って日本に帰りたい!」っていうのは思いましたね。(笑)
「世界一周したい!」っていう大学生とか、多いですよね?
もし世界一周に行きたいなら、行けばいいんじゃないですかね?
経験ですから。
僕は世界一周に飽きちゃいましたけど、好きな人は好きですからね。
世界一周って何を目的に行くんですかね?
いやぁ、何のために世界一周って行くんですかね?
僕はみんなに「世界一周に行くって言っちゃったから行った」っていう感じですけど、みんなはどうなんでしょうね?
「世界遺産に行きたい。」とか言ってる人もいましたけど、世界遺産も飽きましたからね。(笑)
毎日見てると不感症になっちゃってましたね、世界遺産の。
なんか申し訳ないですよね。
大自然の世界遺産も飽きます?
大自然の世界遺産はほとんど行ってないんです。
グランドキャニオンぐらいですね、行ったのは。グランドキャニオンはよかったですね。
ラスベガスのすぐ近くだったので、カジノやってるかグランドキャニオン行ってるかみたいな。(笑)
ラスベガスはどうでしたか?
カジノ、面白かったですね。
散財できるほどの予算はなかったんですけど、一つ自分のことが分かったことがあって。
僕ブラックジャックが好きで、よくやるんですね。
心理戦なので調子いいときは勝ったりして面白いんですけど、100%勝てないなと思った時期があって。
やってても絶対勝てないんですね。
なんでかって言うと、ブラックジャックをやっている奥に種類が違うゲームがあって。
そこにめちゃくちゃ綺麗でかわいい南米人みたいな子がいて、キャッキャキャッキャやってるわけですよ。
ブラックジャックをやっている時に、意識が全部そっちに行ってたんですよね。
気づいたら負けてるみたいな。
綺麗な女性が近くにいる時に、賭け事はやめようと。(笑)
集中力もなくなるし勝てないっていうのは分かりましたね。
でも、カジノはやっぱり面白いですね。
日本にも是非作ってほしいですね。
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世界一周を夢にしたきっかけとは
自分の価値観はどこから来てると思いますか?
家族じゃないかもしれないですね。
価値観という部分では、親友とか幼馴染とかからだと思います。
友達にやんちゃな奴がいて、そいつの考え方や価値観は大きく影響を受けているような気がしますね。
「好きなことをやる」とか「なんでもやってみる」とか。
その友達は、なんでもすぐ始めちゃう奴だったんですよ。
そいつが面白いことをやる時に、一緒にやる感じでした。
麻雀もそうですし、スケボーもそいつが先に始めてました。
誰もやったことがないことを、先に始めるタイプだったんですよ。
「すごいかっこいいな。」と思ってたんですよね、たぶん。
「新しいことを始める」とか「周りを顧みずにやる」っていう事が。
そいつの影響もあって、「高橋歩」っていう人を後々知って、ますますそっちの方に行っちゃった感じですね。
「LOVE&FREE」っていう本をミャンマーにいる時に見てから、「なんだこれは!?」って衝撃を受けたんですよ。
「世界一周した人が世の中にいるんだ!?」って思いました。
先輩に卒業旅行に誘われて、ミャンマーに行ったんですよね。
2004年か2005年くらいだったと思います。
行ったらそこで旅人に会って、「これ読んでみな。」って言われて、高橋歩の「LOVE & FREE」を紹介してくれたんです。
「なんだこれは!?世界一周してる!?こんな世界があるのか!?」って。
卒業旅行だったから、会社に入るのを辞めて、一人で世界一周に行くっていう流れだったんでしょうけど、僕はビビリなので、そのまま会社に入りました。(笑)
その後は、高橋歩の本をいっぱい読んだり、同期になった奴がけっこう面白いやつで、そんな話を聞いたりしてましたね。
高橋歩も世界一周に行って、本を出しているので、それに憧れて世界一周に行って、本も出したんですけど、出してみて分かったのは「高橋歩にはなれないな。」と。(笑)
「僕には僕の生き方があるんだ。」っていうのは気づかせてもらいましたね。
本もサンクチュアリ出版で出したかったんですけど、出せなかったですね。
ただ、仕事でサンクチュアリ出版でセミナーはやったことあります。
世界一周に行く前の事ですね。
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