名刺を300枚配って起業した方法

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起業した方法とは

世の中には起業・独立をされている方がたくさんいますが、どのように起業したのでしょうか?

起業・独立関係の本を読んでも、起業してすぐどのように行動したのか、なかなか書かれていないのが実情です。

今回、就職コンサルタントとして起業した高田裕明氏に「起業した方法とは」というテーマでインタビューを行いました。

世界一周から帰ってきて、どのように行動し、起業に至ったのか、実際の行動に焦点を当てて伺っています。




目次

起業した方法とは

どうやって起業したんですか?

2012年の10月末ぐらいに世界一周から帰ってきて、5日後くらいに本が出版されるんですよね。

起業してすぐは、とにかく本を宣伝する事と、人に会いまくるっていう事をしていました。

ネットワークビジネスをやってみて、「とにかく人に会いまくれば、何かが起きる。」っていうのは知っていたので、とにかく人に会いまくってましたね。

3ヶ月で名刺300枚はもらっていたので、めちゃくちゃ人に会ってたと思うんですよね。

1つの会場で30枚もらえる時もあれば、1枚しかもらえない日もあるんですけど、貪欲に名刺交換をしまくってましたね。

その中で10人ぐらいは縁が繋がりました。

その名刺交換が、今の仕事に生かされているっていう感じです。

起業してすぐは、とにかく人がいる場所に行きましたね。

お世話になっている人が「勉強会に行く。」って言ったら、その勉強会について行ったり、「飲み会あるよ。」って言ったら行くし、「パーティーあるよ。」って言ったら行っていました。

その時はどういう風に自分を売り込んでいたんですか?

「起業したてで、仕事ください。」って言って。(笑)

内容はあいまいです。

「就職活動の支援をしています。」って言って、「何ができるの?」って言われて、「就職とか転職のことについて詳しいです!」みたいな感じで答えてました。

その時はそこまで詳しくないですけど。(笑)

転職もやったことなかったですけど、その時は「一緒だろ、どうせ。」みたいな感じで考えてましたね。(笑)

全員就職させることはできると思っていたので。

そこで色んな人を紹介してもらったり、色んな繋がりができて起業していった感じですね。

世界一周から戻ってきて、すぐに動き始めたんですか、3ヶ月間?

そうです。世界一周から帰ってきて、時差で時間を間違えて、出版の打ち合わせを一本飛ばしちゃったんですよね。

一日ずれて帰ってくる事を想定して、打ち合わせの日程を組んでいたので。

帰ってきたのが夜の8時くらいで、次の日の朝9時に髪を切りに行って、11時から打ち合わせみたいな感じでしたね。

世界一周から帰ってきて、次の日から打ち合わせが入るっていう。

だから、休みはなかったですね。

そこから仕事モードに変わるので、世界一周に行ったことも忘れ気味に…(笑)

そこから止まらなかったですね。

大阪にキャリアでお世話になっている人がいて、「帰ってきました。」って言ったら、「今日大阪に来なよ。明日授業あるし、見せてあげるよ。」って言われて。

「行きます!」って言って、世界一周から帰ってきて、次の日の夜行バスで大阪に向かいました。

大阪で必要な人に会って、本ももらっていたので、本も渡しながら回って、帰ってきたっていう感じですかね。

そこからあんまり止まってる気がしないですね。

止まらずにずっと走り続けてきた感じです。

起業して1年目はとにかく走ってた感じありますね。

起業して食っていけるかもわからないですし。

その大阪の知り合いの方はどこで繋がってたんですか?

世界一周に行く前に「こういう仕事で起業したい。」っていうのを友達に相談したら、「じゃあ、紹介してあげるよ。」って言われて、紹介してもらったんです。

世界一周に行く前に一度会わせてもらって、「世界一周行って、帰ってきたら起業するので、連絡します。」って言って、帰ってきたらすぐに連絡して、次の日会いに行ったっていう流れです。

その人は同じような業界で、大学でキャリアの授業や就活支援をやったり、企業でセミナーや研修をやっている人です。

全国のいろんな大学でやってるんですけど、その人のおかげで起業できたと思います。

ことあるごとに大阪に行ってましたね、最初の方は。

2週間に1回ぐらい夜行バスで行って、友達がいるので1日2日ぐらい泊まって帰って来るみたいな生活をしていました。

本が出るちょっと前ぐらいのタイミングで名刺を作って、本が出るタイミングで「本が出ました!」って言って、名刺と本を一緒に配っていました。

起業して3ヶ月から後はどうなったんですか?

今、メインでお世話になっている会社があって、そこの社長と出会ったのが12月〜1月ぐらいなんです。

それで「一緒に仕事する?」って言われて、「します!」って言って、始めたんです。

4月に試しの仕事をもらって、ちょこちょこ仕事をもらっていったっていうのがきっかけですね。

そこまでは、だれかれ構わず会っていきました。

帰ってきて半年後の4月からは、そこの仕事がもらえるようになって、ちょっとずつ安定してきて。

2012年の10月に帰ってきて起業して、2013年の4月から仕事をもらえたって感じですね。

今は起業して2年半ぐらいですけど、まだギリギリですよ。これから頑張ります!




起業して売り上げが立った時期とは

売り上げが立ち始めた時期とは

起業して、最初に売り上げが立ち始めたのっていつですか?

起業して初めての仕事は、11月に友達が「一緒に仕事をやろう。」って言ってくれて、1万円ぐらいの仕事をもらいました。

僕の友達がコーチングをやっていて、コーチングの企業研修をすると。

僕が起業したばっかりだから、「何か助けてやりたい。」と思って、声をかけてくれたんです。

2時間くらいのセミナーのお手伝いでしたね。

それが起業して、一番最初にもらった仕事です。

その月は1ヶ月1万円でした。

最初は0とか1万円ばっかりでしたね。

それで、4月ぐらいでやっと何十万になりました。

4月の時点での仕事は、どんなお仕事だったんですか?

今もめちゃくちゃお世話になっていて、その社長がやっている会社です。

先ほどお話した会社の仕事だったんですけど、「営業もやってるし、就職関係の仕事もやってるから、企業の採用の仕事ならできるだろう。」と。

グループディスカッションの面接官みたいな仕事ですね。

それをいっぱいやったので、その月の売り上げが数十万になりました。

でも、その仕事は4月で終わっちゃうんで、5月またピンチで。

5月からはインテリジェンスで働いていた時の同僚から、「高田くん、研修手伝って。」って仕事をもらったりしていました。

起業してここまで来れたのは人脈ですね、僕は。

それで、6、7月からは学校でのキャリアカウンセラーの仕事が入って、月何十万って安定していきました。

それもその社長さんからもらった仕事です。

その社長さんのおかげで、起業して今まで生きてますね。

今やっている仕事の7割ぐらいは、その社長さんからもらった仕事です。

あとは、違う会社の仕事だったり、自分でやったりです。

違う会社の仕事はどうやって取ってきたんですか?

それもご縁ですね。

インテリジェンスからも仕事をもらってるんですけど、それは前に一緒に働いていた人から「お前食っていけてんのか?」と。

「ピンチです!」って言ったら、「わかった、じゃあつなげてやるよ。」って、つなげてもらったところから仕事をもらったりしていますね。

ほとんどそんな感じです。起業して、自分で開拓したところはほとんどありません。

自分で開拓した仕事ってあるんですか?

今はないですね。前はあったんですけど、今はやっていないですね。

僕がトラブルを起こしてしまって。

会社に迷惑をかけて、やめちゃった感じですね。

仕事が紹介で入ってくるってすごいですね。

運がいいんですよね。

運だけは自信があります。あとは、周りの人達のおかげですね。

本当にありがたいですね、感謝しまくりです。

それ以外に何やったって、神様に祈ったくらいですよ。(笑)

人間関係は本当に周りの人に感謝しています。

生かしてもらっている感じはすごいしますね。

自分で生きている感覚よりも生かされている感覚の方が強いですね。

どういう行動がその売り上げにつながったと思いますか?

その社長さんに認めてもらえたのは、たぶん想いを伝えたからだと思います。

1対1で話した時に、「こうしたい。ああしたい。」っていう話をしたんですよ。

そうしたら、「お前、面白いじゃないか。じゃあ、一緒にやるか。」って言われて、「やります!」って言ったのがきっかけなので。

起業したら、「やりたい。」って伝えることはだいぶ重要だと思います。

その社長さんを紹介してもらった時も、「東京でやってるなら、こいつに会っておいた方がいいよ。」って言われて、言われた瞬間にメッセージして、「今紹介してもらったんですけど、今度お会いしたいです。」って言ったら、「お前、誰だ?」って言われて。(笑)

名乗ったら、「わかった、じゃあ時間作るからここに来て。」って言われて。

会いに行って2時間ぐらい話したら、「じゃあ、一緒にやるか。」って言ってくれて、そこからですね。

今、一緒に仕事させてもらっていて、今でも尊敬する人です。

伝えないと分からないですよね。相手に。

僕も人生を振り返ってみると、本当いろんな人に助けられてるなって思います。

「自分でやった事、何かあるのか?」って聞かれたら、ないですね。

世界一周とか本を書いたっていうのは「やったな。」っていう気持ちもありますけど、本を書いたのも人の紹介ですからね。

そこで紹介してもらえなかったら、この話はないので。

行動力だけはあったので、素直に行く。

そこだけは意識しているかもしれないです。

起業してからは、「会いたいと思ったら、すぐに連絡する」っていう癖はつけましたね。

だから、人から紹介してもらったら、すぐに連絡しますね。

僕を見て「紹介してやるぞ。」って言ってもらっているのに、連絡をしないって失礼じゃないですか。

それに、可能性を見てもらっている、試されていると思うので、すぐ連絡しますね。

紹介された人が全然連絡してくれない、こっちが連絡してもスルーとかだったらどうしますか?

なんとか連絡しますね。

直接電話したり、会いに行っちゃったりもしますね。

でも、そんな人はめったに紹介しないと思います。

「誰からの紹介で」ってなると、必ず会ってくれると思うんですよね。

だから、その人と僕を紹介してくれた人の信頼関係で成り立ってるので、絶対会ってくれますよね。

最近、紹介する人も選びますよ、僕も。

「この人だったら紹介してあげてもいいな。」とか「この人だったら頑張れそうだな。」っていう人はつなぎますけど、ダメだと思う人は「頑張ってね〜。」って言っちゃうので。

起業するのに必要なモノはありますか?

ノリと勢いじゃないですかね?

僕の場合、それで起業しちゃった感じなので。

「こうしとけばよかったな。」って思うのは、もともと会社員だとして、会社の仕事を継続的につなげるんだとしたら、会社員の時に培った人脈とか、会社の時にやったデータとか資料とか、起業した後の仕事につなげた方がいいですよ。

本当はダメなんですけどね。

僕はそれをいっさいやらずに起業しちゃったので。

名刺も粗末に扱っていたので、失くしちゃったりしてましたね。

そのへんのデータとかを持って起業したほうが楽だったと思います。

「データがあればよかったな。」と思いますけど、僕はない状態で起業したので。

起業を考え始めた時期とは

起業を考え始めた時期

世界一周に行く前に「起業しよう。」って考えてたんですか?

その時は「起業しよう。」とは考えてなかったんですけど、本を書く時に企画書を書いてくれた人にプロフィール欄を頼んだんですよ。

そうしたら、そこに「2012年に起業」って書いてあったんですね。

ということは、「起業しなきゃいけない。」と思って。(笑)

なので、「世界一周から帰って来る時あたりから起業しようかな。」って。

本も出るし、「就活関係でいけるだろう。」っていう甘い期待で起業しましたけど、全然うまくいかなくて。

まったく準備もしていないですからね。

お金もない状態でのスタートですから。

遊びに使ってきてますからね、世界一周で。

戻ってきた時は実家暮らしだったので、なんとかやっていけた感じです。

起業した時、ターゲットの選定とかコンセプトの立案のような、詳細な事業計画は立てていないという事ですか?

まったく立てていないです。

何もない状態で起業しました。ノリですね。

人のご縁でここまできました。ありがたいですよね。

衣食住とか交通費は別ですけど、それ以外は裏技の失業保険がちょっと出ていたので。

それ以外はお金をかけずに起業したんですか?

そうですね、ほぼお金をかけずに起業しました。

でも、正確に言うと、裏で金融をやっているので。

会社員をやってる時に、たまたま投資とか金融の話が来て、インテリジェンスの時から投資を始めたんです。

海外の金融投資ですね。為替だったり、事業だったり。

それがあったので、起業してからも月十何万円は入ってたんですよね。

そういう、うまいお金の使い方を知っていたので助かりました。

でも、損をしている投資もいっぱいあるので、結局トントンぐらいだと思うんですよね。

増えたり減ったり、ひどい時は100万円ぐらい持っていかれたので。

結局、僕300万円ぐらい投資したんですよね。

100万、100万、100万ぐらい入れて走らせていたので、1つが300万になって、残りの200万が潰れるとか、そんな感じです。

3個に分けて始めたけど、全部1つに集中していれば900万円になってるんで、一気に増えていたと思います。

なので、トントンぐらいな気がしますね。

投資をした初期費用はどこから持ってきたんですか?

一番最初の会社の時に、鬼のように貯めましたね。

あと、インテリジェンスの時は契約社員だったんですけど、内田洋行の正社員の時より高かったんですよ。

残業代がいっぱい出たから。なので、そのお金も投資しました。




起業を目指す人へのメッセージ

起業を勧めますか

今、起業されてやっていると思うんですけど、起業を人に勧めますか?

どっちでもいいんじゃないですかね。

ただ、1つ言えるのは「自分でケツを拭けるか拭けないか」は見ますね。

失敗して人のせいにするんだったら止めたほうがいいし、失敗しても覚悟が決まっているんだったら「起業したほうがいいよ。」って言います。

起業して、成功できるかどうかなんて、やってみないと分からないので。

起業したいならやったらいいと思いますけど、人のせいにするような人がやっちゃうと僕のせいにされるし、そんな下らないことを言うような奴と付き合う気はないので。

そういう人は「会社員やってたほうがいいんじゃないの?」って思いますね。

起業を目指している人達にメッセージをお願いします。

格好つけないほうがいいですね。

格好つけないことが大事だと思います。

できないことはできないし、できることはできる。

起業したら、本音を伝えて、分かってくれる人をまずは1人探したほうがいいですよ。

それがメッセージですかね。

格好をつけちゃうと自分を偽るので、自分が10しかできないところを15見せるのって大事なんですけど、格好をつけすぎる人ってそこを勘違いしちゃって、自分が10しかできないのに15できるって思いこんじゃったりするんです。

そうすると、ギャップが生まれちゃうので。

泥臭く行ってほしいですね。

熱く、泥臭く。

できるできないは結果なので、起業するなら是非チャレンジをしていただきたいし、どんな人にでもやりたいことは言っといたほうがいいですね。

何がきっかけになって、何が繋がるかなんて結果でしか分からないし、結果は今分からないじゃないですか。

だから、目の前のことを一生懸命やって、今を踏ん張ってほしいですね。

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就職コンサルタントとして起業する方法

今回、「名刺を300枚配って起業した方法」というテーマでインタビューを行った高田裕明氏に「就職コンサルタントとして起業する方法」を伺いました。
大学を卒業後、大手商社に就職後、世界一周や本の出版を経て、就職コンサルタントとして起業するまでの道のりをインタビューしています。
今回のインタビューを含め、特に高田裕明氏が就職コンサルタントとして起業する際に取った行動に焦点を当てて聞いています。
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