仕事が辛い時は会社を辞めて止まるという選択を

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会社を辞めるという事について

仕事が辛くて会社を辞めたいと思う時はありますよね。

私も新卒で入った会社が辛く、1年以内に辞めてしまいました。

会社を辞めることは本当にいけない事なのでしょうか?

今回、就職コンサルタントとして大学でキャリアカウンセリングを行っている高田裕明氏に「会社を辞めるという事について」というテーマでインタビューを行いました。

「新卒で入った会社は3年以上続けなくてはいけない」という風潮がある中、体調や精神を壊してまで会社を辞めてはいけないのか、会社を辞めるとどうなるのかなどを伺っています。




新卒で入った会社を辞めた理由とは

新卒で入った会社を辞めた理由

高田さんは新卒で入った会社をなぜ辞めたんですか?

3年半勤めていたんですけど、最後はノリで辞めちゃいましたね。(笑)

きっかけはいろいろあったんですけど、もともと高橋歩さんっていう人が好きなんです。

「アウトローだろ、人生は。人の作ったレールの上を歩くのは人生じゃねえよ。」というような本に影響を受けていたんです。

会社員になって「このままでいいのかな。」と言いながら、会社も楽しかったし、なぁなぁと生きてたんですね。

でも、3年目の冬ぐらいになって、大きな仕事が1個片付いて、すごい忙しかったのが暇になった時に、1人の人と出会ったんです。

その人の周りには夢とか情熱を語っている人がいっぱいいて、「なんだこの変な空間は。でも、楽しそうだな。」と思ってちょっと顔を出したら、「ネットワークビジネス」だったんですよね。

「こんな仕事をやってるんだよね。」って言われて、あんまりやる気はなかったんですけど、やることになってしまったんです。

やっていくうちに仲良くなっていって、僕「ヒロ君」って呼ばれてるんですけど、結局最後は「ヒロ君はさぁ、いつまでウジウジやってるの?」って言われて。

カチンときて、その次の日に「会社、辞めます。」って言って、会社を辞めたっていう経緯があります。

ノリと勢いで会社を辞めちゃいましたね。

ノリと勢いで会社を辞めるってすごいですね。

僕の人生って、きっかけはノリが多いかもしれないですね。

課長は驚いてました。

普通、会社を辞める時って辞めたい雰囲気を出すじゃないですか。何ヶ月も前から「辞めたいんですオーラ」を。

昨日まですごい楽しそうに仕事している人間が、急に「会社、辞めます。」って言ってますからね。

「なんで辞めるんだ?」って聞かれて「ネットワークビジネス」って言ったら、「お前ITが得意なのか?」って言われて。(笑)

「ちょっと違う分野なんですけど。」って言ったんですけど、僕もその時始めたばっかりだから、説明もできなかったんですよね。

「ネットワークビジネス」っていうのは、商品を口コミマーケティングで流行らせていくっていうビジネスなんですけど、自分もよく知らなかったので、「いや、それは違います。でもよく分からないです。」としか言えなかったんです。

「そんなんで会社、辞めるのか?」って言われませんでしたか?

言われましたね。(笑)

「でも、辞めるって決めたんです!」とか勝手に言っちゃって。(笑)

ただ、会社を辞めたことは後悔してないですね。

辞めてよかったと思ってます。

むしろ「よくあの状態で『会社辞めます!』って言ったもんだな。」って、褒めてやりたいですね。(笑)

その辺から人生が始まった感はありますね。

意思を持って自分で人生を選択したのは、それが初めてですね。

いいか悪いか周りの評価よりも、自分の意思で決めたのはそこがスタートかなっていう気はします。




インテリジェンスを辞めた理由とは

インテリジェンスを辞めた理由

インテリジェンスで研修をしていた時は、なんで辞めようと思ったんですか?

僕、夢を25歳の時に作って、それが「世界一周」だったんですね。

「夢を作ると周りに言ったほうがいい。」と教わったので、周りにめちゃくちゃ言ったんですよね。

「来年、世界一周に行くから。」と。

でも、時は流れて、すぐに1年後が来るわけです。

周りから「お前、いつ世界一周に行くんだ?」って言われて、「今年辞めたんだよね。来年にしたんだ。」って言って。

そして、また時は過ぎ、来年になった時にまた周りから「あれ?世界一周に行くんじゃなかったっけ?いつ行くの?」って言われ始めたんです。

それでまた「来年かなぁ。」って言って、3、4年経ってくると「どうせ行かねぇんだろ。」っていう感じに周りがなってくるんですよね。

「さすがにこれは嘘つきになるかもしれない。嘘つきは嫌だ!」と思って、「よし、来年行こう!」と決めて、それがちょうどインテリジェンスに入って2年目だったので、「2年終わったら行こう。」と決めて。

ちょうど30歳の時に会社を辞めて、世界一周に行きました。




会社を辞めるという事について

「新卒で入社した会社を3年以内に辞めたら、社会的に終わる。」みたいな風習があると思うのですが、どう思いますか?

新卒で入った会社を3年以内に辞めても、社会的に終わるという事はないですね。

厳密に言うと、転職をする上で「3年間やった」っていうのは、見られる指標の1つではあるんですね。

でも、3年以内に会社を辞めたらどうなるかっていうと、今は第二新卒みたいな扱いで、3年以内だったらカバーできるし、何もできなくなるって事はないですね。

辛い仕事を3年続ける意味とは

辛い仕事を「今すぐ辞めたい。」って思いながら、無理に3年間続ける意味ってあるんですかね。

僕はあると思いますね。

3年間「修行だ。」と思ってやった先に、見えるものは必ずあるので。

ただ、それは「誰かに言われたからやる。」っていうスタンスを捨てないとダメですけど。

「わかった、諦めよう3年間。」と。

自分がこれを選んだんだから、自分がこの問題をいかにクリアできるかを考える。

ただ、1つだけ心配なのは、メンタルが崩れた場合はすぐに辞めた方がいいです。

仕事が辛くて命を絶っちゃうとか、うつ病になっちゃう人もいるじゃないですか。そういう時ってどうしたらいいんでしょうか?

メンタルがやばい時は「やばそうだ。」って自分で分かるんですけど、「これは違う。」って思い込んだりするので、自分で分かるようになるまで、なかなか時間がかかるんです。

でも、「ヤバい。」と思ったら逃げた方がいいですね。

逃げてでも、会社を辞めて、生き延びた方がいいと思います。

新卒で会社に入って3年以内っていうと精神的にも不安定だし、「もうちょっとやれるんじゃないか。」とか「ここで辞めたら、自分はダメな人間なんじゃないか。」と思うかもしれないですけど、自分の精神状態が完全に健全じゃない時は、「止まる」って事をした方がいいですね。

走るとか動くじゃなくて、「止まる」。

それを意識したら、だいぶ変わるかもしれません。

周りがどんどん成長していってるんで、「止まる」って勇気のいることなんですけど、「今は時期じゃないから止まる。」って考えた方がいいですね。

たとえ新卒で入った会社を辞めてしまったとしても、100%とは言い切れないですけど、会社なんて世の中に100万社はあるので、ほとんどの確率で拾ってくれるところはありますよ、自分が頑張りさえすれば。

「色んな経歴を持った若者を育てたい。」と思っている社長なんていっぱいいるので、仕事さえ選ばなければ、いい会社に出会える可能性なんてたくさんあるので。

自分も一番最初に就職した会社を1年で辞めたんですよ。その時すごい悩んで辞めたので、もし今同じように悩んでる人がいたら、その手助けができればいいなと思って。

会社や仕事で悩んでいる人はたくさんいると思います。

やっぱり「自分なんか」と思っちゃう人もいますからね。

でも、「辞める」とか「捨てる」っていうのは、新しいものが入ってくるチャンスでもあったりするんですよね。

あとは「辞める」って、今までやってきた自分の生き方が問われる瞬間でもあるんです。

だから適当に生きてきた人には不利ですよね。

一生懸命やった上で、「もう無理だ。」と思って辞めた人は、高い確率でそれが相手に伝わるから、助けてくれたり、応援してくれる人が増えると思うんですよ。

だから、それは年月じゃなくて、一生懸命の度合いじゃないですかね。

適当にやって適当に辞めた人は応援はしづらいし、「次もどうせ辞めるんだろ。」って思いますよね。

「一生懸命やったんですよ、でも僕の能力が足りなくて、負けてしまったので逃げました。」っていう人は応援したくなりますね。

自分が悩んでいてそう言われたら心強いですね。

だから「何が何でも今の状況を改善しなきゃいけない。」なんてことはないと思っていて、一生懸命頑張って、どうしても無理だったら逃げてもいいんじゃないかと思いますね。

僕も逃げますしね。

「ダメだ。」と思ったらすぐにストップして、「無理無理。これは仕事に向き合えない。」という時は、すぐに逃げて現実逃避しますし。

これから精神的に病む人も増えると思うので、逆に「これをやると自分のモチベーションが上がる」っていう方法を早いうちから知っておくと楽かもしれないですね。

僕だったら「色んな人と話す」とか「友達とお茶する」とかが元気の源だったりするんです。

調子が悪い時は一人で考えたり、ひとりぼっちでいたり、誰とも話さない時期が長く続いた時なので、「やばいやばい。」と思って、友達とアポを取ったり、「ちょっと飯食いに行こう。」って誘うようにしています。

僕の場合はですけど。

人によっては好きな運動かもしれないし、好きな趣味かもしれないし、彼女といることかもしれないし、家族といることかもしれないので、自分に合った「モチベーションの上がる方法」を見つける事をオススメします。

人生に悩んでいる人へのメッセージ

人生に悩んでいる人にメッセージをお願いします。

辛かったら、止まれ。

「止まってていいから、そこで止まっとけ」っていう。

例えば、今いる会社が辛かったら、辞めてもいいと思うんです。

何か新しい事を始めたり、今やっている事を継続しようっていうのはエネルギーがいるんですよね。

でも、何かを辞めて止まっているっていうのは、恐怖が出るんですよ。

ただ、エネルギーは使わないんですよね。

「自信がない。」とか「やばい、やばい。」と思ってる人って、エネルギーがないんですよ。

だから、エネルギーを貯めなきゃいけないんですよね。

貯めなきゃいけないけど、焦りからエネルギーがない状態で攻めたりするからもっとダメになるので、「諦めて止まる。」っていう。

止まっている分には後退しないので。

止まる、放棄する、ごめんなさいと言う。

何かを辞める事は恥ずかしいことではないので。

そこで止まり続けると誰かに気づいてもらえるので、そこまで待つしかないですね。

遭難と似ているかもしれないですね。

遭難した時に動き回らずに止まっていて、待つと。

下手に動き回ってエネルギーを使っちゃうと、どうにもならないから。

あとは「祈れ。」と。

自信がない時って難しいですよね。

でも、「自分を信じろ。」なんて言えませんよ。

僕も信じられてないですからね。

だから難しいし、「行動しろ。」って言われても、そんな元気ないですからね。

「できねぇから困ってるんだ。」みたいな話ですよね。

「周りと比較するな。」って言われても、比較しているから自分を卑下しているわけで。

何かを捨てる勇気もないでしょうし。

「葛藤している時は止まる。止まる勇気を持つ。」っていう事ぐらいしか分からないですね。

「後ろに下がっちゃダメだ。」って。

「死にそうなやつに何を言うか」って言われたら難しいですね。

でも、何かしら言わないといけないんだったら、僕はその人を応援するでしょうね。

「お前は大丈夫だ。」って言うと思います。

根拠はないですけど、言葉にして伝えます。

頑張っている人にメッセージを言うのは簡単ですけど、頑張れない人にメッセージを言うって難しいですね。

まだそこまでの器がないですね。

今後できるようになりたいですね、目の前の人が困ってたりした時に。

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会社を辞めて就職コンサルタントとして起業する方法

今回、就職コンサルタントとして大学でキャリアカウンセリングを行っている高田裕明氏に「会社を辞めるという事について」というテーマでインタビューを行いました。
高田裕明氏のインタビューにある通り、新卒で入った会社を辞める事で、人生が終わってしまうという事はありません。
私自身、新卒で入った会社が辛く、1年以内に辞めてしまいましたが、11年経った現在、普通に仕事をして生活しています。
精神的に辛くて耐えられない場合、会社を辞めることも悪いことではないのだと思います。

今回のインタビューを含め、就職コンサルタントとして起業した高田裕明氏に、新卒で大手商社へ就職、世界一周や本の出版を経て、就職コンサルタントとして起業するに至った経緯をインタビューしています。
特に、起業をする際に取った行動に焦点を当てて聞いています。
就職コンサルタントという職業に興味がある方や、会社を辞めて起業・独立を目指している方にオススメの一冊です。


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