税理士試験の難しさと資格の取り方

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税理士試験の難しさと資格の取り方

税理士試験とは、どれくらい難しいのでしょうか?

今回、税理士の資格を持ちながら広告代理店を起業した田原広一氏に「税理士試験の難しさと資格の取り方」というテーマでインタビューを行いました。

税理士試験がどれくらい難しいのか、税理士試験に合格した理由、税理士の就職事情など、お話を伺っています。

税理士試験を受験している方や、これから税理士試験を受けようと考えている方の参考になれば嬉しいです。




税理士試験の難しさ

税理士試験の難しさ

税理士試験って、そんなに難しいんですか?

はい、難しいです。

税理士試験って、5科目受かったら税理士になれるんですけど、税理士って他にもルートがいろいろあるんです。

税理士試験に3科目受かって大学院に行って論文を書くと、税理士試験の2科目分がもらえるみたいな制度があるんですよ。

僕、税理士試験の2科目が「受からなそうだな。」と思ったんですよね。なので、大学院に行ったんですよ。

「大学は行かずに、大学院に行ける。」っていうのを友達から聞いて、それが「高千穂大学院」っていう大学院なんですけど、その大学が西永福にあるんです。

税理士って、税理士試験の5科目全部を完璧に取った人ってあんまりいないんですよ。

先ほどの税理士試験で3科目取って大学院に行ったり、昔は大学院に4年間通うだけで税理士の資格を取れた時代もあったみたいです。

これも説明すると大変なんですけど、大学院って会計系の大学院と税務系の大学院があるんですよ。

約20年ぐらい前は、会計系の大学院と税務系の大学院を、合わせて4年行けば税理士になれたっていう時代があったらしいんですよ。

でも、今は「何個かの科目はちゃんと税理士試験に受からないと税理士にはなれないよ。」っていうルールに変わったんですよね。

論文もまぁまぁ大変だったんですけど、大学院に行って税理士試験の2科目をもらったっていう感じですね。すいません、分かりづらくて。

いやぁ、税理士試験のシステムが難しすぎますね。笑

一応、3年で取れる人はほぼいないです、税理士。

でも、逆に言えば、僕みたいに大学院に行きながら税理士試験を受けてもいいので、大学院に行くと20代前半で税理士になれる人も多いです。

よく受かりましたね、税理士試験。

税理士の試験って難しいんですけど、なんで受かったかって言ったら、「これだけやればいい。」っていうカテゴリーが決まっているからですかね。

あとは、数学っぽい要素があるので、計算があって、答えが1個なんですよ。

もともと計算は得意だったので、努力をしたら受かったっていう感じですね。あと、税理士試験5科目全部受からないといけなかったら、受かってないと思います。

税理士試験で1科目「税法」っていうのを受けるんですけど、1科目だから受かったんだと思います。

もちろん最初は大学院に行けると思ってなかったので、税理士試験を全科目受けようと思ってたんです。

もし、あと2科目取らないといけなかったら、たぶん今も税理士の資格を取れてないと思います。

あれ?税理士試験、3科目取らないといけないのに、1科目でよかったんですか?

税理士試験って難しいんですけど、会計の科目は2個取らないといけないんですよ。

簿記論と財務諸表論。

税法は全部で9個あるんですよ。

所得税・法人税・相続税・住民税・事業税・消費税・固定資産税・国税徴収法・酒税… あれ?忘れちゃいました。(笑)

この9個の中から3個を取らないといけないんですよ。

「その9個の中の1個を取って大学院に行くと、プラス2個もらえる。」っていう仕組みです。

なので、税理士試験は会計は2個、税法は9個の中の3個取らないといけないけど、大学院に行くと1個でいいという。

それで、僕は税理士試験の税法の1個を取れて、大学院も行って、無事税理士の資格は取り終わってるっていう感じです。




税理士の就職

税理士の就職

「税理士の有資格者になりました、働かせてください。」って言ったら、働けるものなんですか?

今は売り手市場なので、税理士の有資格者になって「働かせてください。」って言ったら、結構採用されると思います。

税理士って、平均年齢が55歳〜60歳ぐらいなんですよね。おじさんが多いので、「若い税理士が欲しい。」っていう税理士事務所が多いみたいですよ。

税理士になりたい人って、多そうですけどね。

税理士になるための期間がめちゃくちゃかかるんですよ。

税理士試験になかなか受からないですし、税理士試験に受かってからも税理士になるまでに2年かかりますし。

じゃあ、30歳超えたくらいで税理士になる人が多いんですか?

うーん、それも難しいですね。

税理士になれる人は、早い人が多いです。

1回でも働いちゃうと、勉強する時間がなくなっちゃうので、そこから税理士試験に受かるまでが長い人が多いですね。

「あと1科目税理士試験に受かれば税理士になれるのに、5年10年受からない。」とか。

1科目に15年ぐらいかかっているっていう人もいるので。

それでどんどん年齢は上がっていくから、税理士は平均年齢が高いんですかね?

それもあるかもしれないですね。

それに、税理士の資格がなくても、税理士事務所では働けるので。




じゃあ、「実務経験2年」っていう要件は満たしているけれど、税理士試験があと1科目受からないみたいな人が多いんですか?

そうですね。

でも、独立するにはお客さんが必要じゃないですか。

税理士事務所で働いていて、独立する時に「お客さんを持って行っていいよ。」っていう良心的な税理士事務所って、ほとんどないじゃないですか。

昔は「税理士」って顧問料も高かったみたいなんですけど、今はネットで金額の比較ができちゃうので、「何万円〜」っていう税理士事務所もあるみたいですしね。

そうなると、税理士事務所も価格勝負になってくるじゃないですか。

税理士として独立して、いきなり20社、30社のお客さんが来るっていうのも難しいので。

なので、税理士の独立はなかなか難しくなってきているのかなとは思います。

相続情報ラボ

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広告代理店を起業する方法

今回、「税理士試験の難しさと資格の取り方」というテーマでインタビューを行った田原広一氏に「広告代理店を起業する方法」を伺いました。

大学受験を失敗し、手に職をつける為、税理士の専門学校に進学。税理士試験に合格後、税理士の専門学校で働きながら、株式会社SoLaboを起業します。

田原広一氏が幼少期の頃から広告代理店を起業するまでの人生を、4時間に渡ってインタビューしています。

広告代理店の仕事に興味がある方や、広告代理店を起業したいと考えている方にオススメの1冊です。


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